わが国農水省は謙譲の美徳。素晴らしいじゃないか。

クロマグロの漁獲枠を二割削減して、世界協調を図る。立派なことだ。

お隣の中国をはじめ、欧米諸国もマグロを食べる傾向が高まっているし。


モロッコで開かれた、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)で合意したそうな。


「小売価格が上昇しそう」との見方もあるが、果たしてそうかな?

わが国は少子高齢化に向かいつつ人口減少化の一途だし、養殖技術は進化過程にあるから、問題ないのではないか?まぐろ全体の中では一割程度の削減らしいので、部分的な価格上昇はあっても総量的には大した影響はないのではないか。


農水省はお人好しの国の代表だから良しとして、次に必要なのは外交の基本姿勢。

日本国内の漁業者の中にフライングというか、違法な漁があったとしても微々たるものだろう。問題は諸外国の方々。「売れるから」を大義にしてしまう方々だから、そういった点を見越して監視体制や制裁措置の決定を伴うよう交渉に臨むべき。信用社会の我が国と、不信用社会の彼らの思想のスタート地点の大きな違いだ。後でもめて不快感が増長し、反目することを懸念する。


結局国際ルールは破られる。・・・外交は「先んずれば人を制す」・・・


そんなマグロの話題を尻目に、二日続きでランチは和食。


二日前、博多区の会社から糟屋郡宇美町行きの途中に昼食に立ち寄ったのが、志免町の松活。

この近隣では、有名な大型の割烹料理店だ。大相撲九州場所が終わったすぐで、関取も客で来ていた。

この昼定食、1000円也!

 どっさりで、腹一杯!

刺身、豚しょうが焼き、煮付け、サラダ、貝汁、茶碗蒸し、など。


魚の鮮度が売りで、生簀、水槽に魚が沢山泳いでいる。

 

店内の水槽には魚名解説付き。パイプに入る魚がオモロー!


 このはも、気持ち良さそう。

続いて昨日は博多区中洲川端の博多座の裏手の、博多吉一で昼食。

吉一、お昼は満席、大繁盛!お客さんを何十人か断っていたほどだ。

そこの昼定食、1050円也!


 博多吉一の昼定食

天ぷら(海老付き)、刺身、煮物、貝汁、茶碗蒸し、など。

中年・高齢者が押し寄せる場所での昼食の量ならば博多吉一は程好い。


ということで、二日続きで、昼から刺身&貝汁が共通の和食ランチだった。


これから日本社会は、高齢化、健康志向で和食は益々伸びる。

この供給を目指すビジネスは有望間違い無しだ。


日本の政治、外交も食に関するビジョンを持った取組みが必要だ。