福岡本社で九州全域、ハワイにまで展開するブライダル衣装レンタル業の山田屋の中村クミ社長さんからのご案内で、山田屋が主催するブライダルファッションショーを見学に行った。

場所は天神イムズのイムズホールで二日間開催された最後のステージだ。


ショーはとても華やかで、ウェディングドレスも白・カラーなど、白無垢、打ち掛け、振袖などなど、ユニークなもの、高価なものなどどっさり見せてもらった。明るいオーラを発するモデルたちに、会場も楽しいムードだ。

 開演前。(ショーの間は撮影禁止で残念)


ショーはとてもクォリティが高いファッションショーで、十二分に目の保養をさせてもらった。

演出は岩田カズヒロ氏。ゲストに元ミスユニバースでモデルの山口遊子さん、と何とも晴れがましい


日曜日の最後のショーだったので、最後はモデルさんたちがお客さんのカメラにポーズを取っていた。

   

 スタッフの方々の記念撮影を撮影した。なんて華やか!


山田屋 http://www.bridal-yamadaya.co.jp/index.html


中村クミ社長、お疲れ様でした!


この日、小生はプロのキモノコーディネーターの女性と二人で着物で見に行ったが、さすがに観客に着物姿は我々だけだった。


彼女と話していてわかったのは、ここぞ一発勝負のレンタル衣装のあり方、志向性やポジショニングと、小売現場での志向性はかなり違うということ。小売の現場では買うドレス・着物は何度も着る前提なので、同じドレス、衣装と言っても、根本的な思想は違うようだ。小売側には逆にレンタル衣装店に行った客が、派手なものが多いからということで敬遠し、伝統的正統派を好んだ客が流れてくる一面もあるようだ。


マーケティング的観点で観れば、もう一押しか。

観客とのコミュニケーションが戦略的に演出に組まれていないような気がした。そこはショーの中に出さないとしても、何らかチェックが必要だろう。

しかしながら、女性にとっては、これだけ色々バリエーションを見せて楽しませてくれたら嬉しいだろうな。こうして女性のセンスは磨かれ肥えて行くのだろう。またここでも女性と男性の文化的価値観との差異の開きを目撃したような気がした。