熊本行きのメインの目的は、熊本城内に今年オープンしたばかりの「本丸御殿」。

昨年、熊本城築城400年祭に訪れた際には工事中だったので、楽しみにしていた。

加藤清正が400年前に築城した際にあった本丸御殿を復元した本丸御殿大広間の見物だ。

昨年の工事中→2008年5月撮影


今回は夏の熊本。猛暑日だ。

 

お濠。美しいグリーンの風景。           堂々たる熊本城天守閣。

夏休みに入ったばかりの日曜日、観光客はなかなか多い。

とても暑いので、冷たいものが良く出るだろう。

 売店ではカキ氷がバカ売れか。

本丸御殿に入ると・・・

 

凄く太い梁が使われている。           大広間も立派。

中でも、昭君之間は天井画、障壁画が立派過ぎる出来映えだ。

   

天井画や障壁画などなど細部にわたって復元されており、絢爛豪華な歴史文化に触れることができた。


熊本城公式HP ↓

http://www.manyou-kumamoto.jp/castle/


さらに今回、あわせて行ったのは熊本県立美術館と旧細川刑部邸。


熊本県立美術館では、シャガール展。

シャガールの作品を160点も持ってきた。実にクリエイティブだ。

図録とかでは見出しにくい影の中の表現とかも実物であれば、こんな風に描かれていたのかと新鮮な発見がある。なかなか見応えのある展示だ。8月31日まで開催。


また、熊本県立美術館には江戸時代の大名細川家ゆかりの物を展示した細川コレクション「永青文庫展示室」ができた。細川家が代々にわたってその権力の元、文化的万物を収集、想像してきたかがよくわかる。ため息が出るほど立派なものが展示してある。


もう一つ、旧細川刑部邸。

細川家一門の中で特に重用されていたとされる細川刑部家のお屋敷を4年をかけて移築復元したそうだ。

 
旧細川刑部邸は家禄一万石だったそうで建坪が約300坪だそうだ。

何人ぐらいが寝泊りしてたんだろう?


今回の熊本行きは文化堪能の視察観光ツアーだった。


九州福岡のマーケティング男としては、もっともっと歴史文化も研究をせねばと改めて思うところだ。