鹿児島よかとこ!
先月、中国出張から戻った日の翌日は、会社の慰安旅行で鹿児島指宿へ。
会社の社員会の幹事たちで決めたコースに従うだけなので、のんびりさせてもらった。
博多駅からの特急つばめ。NHK大河ドラマ「篤姫」の宮崎あおいの大型ステッカーが貼られている。
社内もきれい。乗り心地も快適だ。
八代で整備新幹線に乗り換える。こちらは白。鹿児島中央駅に到着!
コンコース内の売店は売り気でムンムン。
鹿児島中央駅のアミュプラザは今や、鹿児島でのファッション発信拠点となっている。
ビルには観覧車があり、ビル前には維新群像といって明治維新に活躍した薩摩出身の人たちの銅像がある。
早速お昼ご飯は、さつま路という郷土料理の名店へ
さつま路では、名物「酒すし」なるものを賞味。江戸時代から伝わっているもので、薩摩黒豚の角煮やさつま揚げも添えられ、早速薩摩の味を堪能し、満腹になった。
お次は水族館へ
かごしま水族館 イルカのショーも久々に鑑賞。目の前に三頭、ごあいさつ。
ここで珍しいヤツとご対面。「たつのいとこ」だって!下向きに泳いだりする。
この期間、タツノオトシゴ特集とかやってて、小生にとって初物お目見えだった。
仙巖園に隣接する尚古集成館も必見だ。ちょっと駆け足観光モードだったので時間が足りず、仙巖園の茶室などまで見れずに残念。
さ~て、指宿の宿到着で、早速砂蒸し温泉!
約10~15分ほどで汗が流れる。砂蒸し温泉は、確か小学生の低学年の時以来だから、約44~5年ぶりぐらいだろうか。なかなか観光気分でいいもんだ。係員の手際の良さ、客との会話も楽しい。
旅館の宴会メニューは鹿児島の海の幸山の幸のてんこ盛り。酒はもちろん現地のものの芋焼酎。
「篤姫の想い」と「小正の梅酒」を昼から調達しており、これを頂いた。
「篤姫の想い」という芋焼酎は鹿児島限定販売だそうだ。
しかし、ここの料理は多すぎた。最後の海鮮丼がまったく入らないほど腹一杯だった。
ちょっと多いぐらいの話ではない。こりゃ、完全に出し過ぎ。本当に2食分ぐらいある。
改善すべきでは?
翌日はここ、薩摩伝承館から。
周辺庭園も整備して伝統美の美しい空間となっている。
中の展示物も立派!
薩摩焼!何という造形美! 薩摩金襴手。じっくり見てると時間が尽きない。
陶器を中心とした美術品コレクションの展示を堪能した。
二日目のお昼ご飯!
薩摩豚のシャブシャブがメイン。旨いものづくしだ。
指宿道の駅「彩花菜館」を見学
「彩花菜館」には薩摩の芋焼酎もギッシリ。焼酎通の小生も知らないブランドがたくさんある。
特に篤姫ブームにあやかる商品開発で生まれたものも登場している。
前述の「篤姫の想い」や「渚の篤姫御殿」、「天しょう(王へんに章の字)院篤姫」、「今和泉篤姫」などのほか、小松帯刀」、「前田利右衛門」など、焼酎花盛りだ。
また地域産品開発に地元の高校も参戦している。
パッションフルーツの缶ジュース。これを頂いたが、軽めの甘酸っぱさで小生好みの味だった。
高校生の顔写真付の手書きPOPが、ほのぼのとしていいね~。
他にも山川高校からのイチゴジャムや、スモモジャムなども販売している。
こういった高校発の商品の売れ行きも気になるところ。
ダメ押しの観光地見物は知覧へ
知覧武家屋敷群。薩摩の小京都と言われている。
但し、若い人子供たちには、少し物足りないだろう。何らか観光要素を付加すべきだと小生は感じた。
楽しいリラックスした時間を堪能したが、それはそれとして総括すると・・・
鹿児島中央駅でのお土産商業=観光的アプローチは良いとして、隣接する商店街へのアプローチや、指宿の旅館のホスピタリティ、知覧の武家屋敷群のプレゼンテーションや付加情報など、遠来の観光客が求めるものとは少しピントがずれている感がある。
もうチョイ、頑張ってほしい!