ランチ。

マーケティングを無視してはいけない。


先週のランチ時、福岡市春吉に新しくオープンしたビジネスホテル一階にある魚メインの飲食店に寄った。

今月オープンしたばかりなので、店内はまだ新装開店らしい匂いが残っているが、清潔な印象で優!


昼メニューは定食など。

さば味噌煮定食を頼んだ。


 さば味噌煮定食


なかなか、品があって良い。

さばの味良し!使っている味噌の味もかなり旨い。

汁物も鯛の味噌汁で美味しい。大きめのお椀を使って好感が持てる。
その味噌も上質で、料理人の調理のセンスは上級。


しかし!

価格対比で言うと、ちょっと高い。これは1000円。

味に対しては優。

しかし、福岡の昼時、この春吉というロケーション。そこでのプライシング、それが問題だ。


この店も東京で多店舗化して福岡にやってきた。

多分福岡現地でのマーケティングが不十分と見た。

誰をターゲットにしようと考えたのか、疑問だ。


店舗経営はエリアマーケティングで顧客と競合の実態を客観的に捉え、どのように展開するのか決め込んでいかねばならないのだが、多分これでは東京側の感覚で決めていったと推測できる。


なかなか味はいいのだが、現状のままでは客のリピートは厳しいだろう。

大きく方針の修正をかけないと・・・・


多店舗展開の場合、東京の飲食業は福岡という大激戦区をあまり知らずに出店するが、その多くは苦戦する。

もう少し、地に足の付いたマーケティングの重要性を知ってほしい。