休日は、日々溜まっている情報整理にうってつけ。

しかし、毎日毎日、仕事に関する情報だけでもガンガンやってくるし、ちょっと油断していると机の上もPCの中も必要情報が溢れて、捌くのが追いつかなくなる。

よっぽどこちらも気合を入れて臨まないと情報洪水の中に溺れて息もできなくなる。


整理のさなかに、この情報。

日経新聞記事(8月29日夕刊)中に、東大総長、小宮山宏氏へのインタビュー記事。

「情報洪水は知を生まず」 の記事

インターネットは落とし穴について述べておられる。グーグルなどの情報検索により、探し物は簡単になったが画一的になるおそれ。氏はこう言う。(以下、記事より引用)


・・・情報洪水の中で「知の構造化」が必要だと。

多様な知が関連付けられて、構造化されて、初めて新しい知が生まれる。・・・検索サイトでは、すでに出来上がった知が集まってくるだけ。知を作るのは、ネットやITではなく、あくまで人間だ。


大学のあり方も変わる可能性がある。

様々な問題意識を持った多様な人が集まり、新しいコンセプトを作ったり、人材を育てる場・・・。

キーワードは「対話」 「気付き」 「多様性」。 ・・・

なるほど!実に納得できる。

それどころか、このキーワードは、大学のみならず、現代社会に生きる企業、及びビジネスパーソンに必要なマインドそのものじゃないか。



・・・・そこで改めて読み返した本、 

「インターネット的」

糸井重里氏が2001年に書いたものだが、2007年の今なお、ネット社会における所作について、実に示唆的なことを示している。

中に「インターネット的」を言い表すの三つのキーワード。

リンク

つながっていること。さらにその向こう側でのつながりが広がること。

■シェア

分け与えようとする指向性。

■フラット

無名性で情報をやり取りされる。年齢、男女、上下関係の隔てなく、対話や情報のやり取りが行われる。


糸井重里氏の「ほぼ日」 = ほぼ日刊イトイ新聞

 http://www.1101.com/home.html

よくできたHPだ。広告、マーケティング、コミュニケーションに関わる関係者にはお勧め!

このお二方の考えは、情報洪水の中に溺れて自分を見失うことなく、俯瞰して見る事を改めて教えていただいたようなキーワードだ。・・・感謝!




ちなみに今日は会社オフィスで、日清焼きそばUFO秋便り

コンビニの棚を支配する日清食品の期間限定ヴァージョン。このような企画商品により、棚のシェア約二分の一を占める。マーケッターは日清食品の商品開発をチェックすべきでしょう。


ついでに報告。2日前の土曜は同じく会社オフィスで、揚げ茄子うどん。

明星から発売。最近のカップ麺はホントに進化してて、おいしい。

 

そそるパッケージ                 確かにナスが入っている。

さてさて、「暑さ寒さも彼岸まで」・・・

その言葉通りに、そろそろ涼しくなってくることを期待しつつ・・・

今週もしっかり頑張りましょう!