博多織元の(株)岡野さんが新店舗を開店!

オープニングパーティに伺った。


新店舗は「博多一十」(はかたいちじゅう)、博多リバレインの川を挟んで中洲側、対面だ。

パーティーには九大の坂口先生ご家族や、福大の田村先生をはじめ、親しい方々も結構いらっしゃる。

 
この日はなんとなく芝居小屋風。


出し物がユニーク。 「博多人形能」

ビル1階に博多人形専門店を持つビルオーナーの松月堂さん所有の博多人形の能人形をモチーフにし、地方(じかた)のお謡い、演奏に乗せたロウソクの動きによって人形の表情と動きの変化ができ、バックの影も動くという趣向。

このパフォーマンスは、NPO法人きものを着る習慣をつくる協議会の理事長、中塚先生による発案&プロデュースで、氏も自らロウソク演出役で裏方出演なさっておられた。中塚先生も実にバイタリティ溢れるホント面白い方だ。


 

見事な博多人形がこの日ばかりは役者として出演。

 スタッフの皆さん、頑張って!

オール着物でかっこいい!


わが国の伝統産業はおおむね衰退傾向にある中、博多織も例外ではないのだが、近年は岡野社長のような勢いのある方々が、とても頑張っているようだ。岡野は内閣総理大臣賞を4回も受賞したしっかりとした技術を持っている織元だけに、このように直営の小売店を展開するなど新しい試みにより、今後が期待できそうだ。


ただし技術力にあぐらをかいてきた、これまでの時代の流れから脱却した発想の転換が必要だろう。

商品開発や業態開発には、これまでの伝統にしがみつくことなく、頑張って欲しい!


そして小生は、岡野社長、中塚先生やお仲間の方々と二次会場「博多石焼」へ・・・

ちゃっかり、ご馳走になってしまった。


頑張れ岡野社長!スタッフの皆さんも頑張ってください!