本日、西鉄大牟田線の電車で・・・。
普通電車から大橋駅で急行に乗り換える時、社内のドアのところに電動車イス。身障者の方が乗っていた。
電車に乗ると、なにやら様子が違う。
あれ、この人今の駅で降りるつもりだったみたい。駅員が電車が走り出した頃、ドアのところに寄って来てた。ちゃんと事前通知もあったんだ・・・
あ~・・・伝わっていたんだろうけど、車両がわかっていなかったんだ・・・あ~あ、、、
駅係員のミスなのかどうかはわからんが、運転手もそのまま発車したらいかんよ。
周りに乗客はたくさんいるのに、この人が降りたいことを察知できなかったのかな~。
関わり合いになりたくないのかな~?なんで手を貸そうとせずに傍観してるんだ。・・・憤慨
この車両に乗って、いたたまれず、1~2分。
うん、やっぱり・・・「義を見てせざるは勇無きなり!」この言葉が湧いてくる。
その方の元に寄って、「大橋で降りるつもりだったの?」と聞き、やはりそういうことらしいので、「じゃあ福岡天神駅に着いたら、駅員に言うからそこまで待ってて」と話した。
で、天神駅に付いた。電車のドアを電動車イスが出口に向かっているのに誰も手伝おうとしない。
電車とホームは若干ながら段差になる。車椅子を、持ちましょうと言って、目の前に居た若者に「手伝って・・」と声をかけたら素早く手伝ってくれて、車椅子の方が「重いですよ」と言い終わる前には、さっと傍に居た数人が手を貸し、合わせて6人で車椅子をホームに下ろすことができた。
この時ばかりは、「やっぱり皆な、優しい気持ちがあるんだ」と気持ちが救われた。
多くに人は、こういう場面に出くわした時にどう手を貸したらいいのかを知らないだけなんだ。
遅れてやってきた駅の係員に引継ぎ、改札からでる時には、ちょっと複雑な気分。
親切した充足感と、もう一方で、なぜ大の大人たちが少なくとも見える範囲でも20人以上の乗客たちが、何もこの人にしてあげれないことって、どういうこっちゃ!
もう一方で声をかけたら素早く手伝ってくれた人の存在。これには熱かったね(うるうる)
やっぱり日本は病んでいる。歪んでいる。
子供の教育を論じる大人が自らを正して行かない限り、子供たちはもっともっと歪むだろう。
大人の再教育から始めないと日本は滅びる。