「うちの子は、『自主的に』図書館で、4時間、黙々と勉強をやっていますの。私は、本人の自主性に任せていまして、勉強やりなさいと強制なんてしません。」
という小学校4年生の子をもつ親がいた。
子供を見ると、どう考えても、自主的に、図書館で、4時間勉強するとは思えないし、
不自然である。
おそらく、いや、間違いなく「誘導尋問」によって、子供から、「自主的に勉強する」という答えを無理やり引き出し、実質的には、勉強を強制したとしか思えない。
結果として、この子は、あるタイミングで、親への反発や、逃避が生じることになるだろう。
「誘導尋問」して、強制して勉強するくらいなら、
「勉強しなさい!!!」と真正面から言って勉強させた方が、まだマシである。
学習コーチングは、誘導尋問ではない。
ここのところを間違えている大人も少なくない感じがする。