いやー、昨日のボクシング


めっちゃ興奮したわー!!!



興奮というより


ヒヤヒヤドキドキかな???


あの拳四朗がまさかの大苦戦!


いや、入場してきた時の挑戦者カニサレスの筋肉隆々の身体を見て、めっちゃ強そう!と思ったんだよね。


まっ、実際ランキング1位の指名挑戦者やし、元チャンピオンなんで強いのは当然なんだけど。


試合が始まったら初っ端から見かけどおりぶっとい腕を振り回して打ってくる打ってくる!

一発でももらおうもんなら即倒されると、1ラウンドから緊張感ハンパない試合。


が、2ラウンド早々に拳四朗のカウンターが見事に決まりダウンを奪い、


さすが拳四朗や!やっぱり強い!!


心配するまでもなかったかと思った矢先、


続く3ラウンドにその心配してた一発を浴びてしまい、今度は拳四朗がまさかのダウン!


そっからは、まさに打っては打たれての壮絶な撃ち合い!


脚も使えるはずの拳四朗なのに、ここ数試合はあえてこうやって撃ち合うんだよな。


試合的には面白いが、とにかく見てて怖い(汗)


途中何度も拳四朗のボディが効いてカニサレスの脚は止まりそうになるのに、チャンピオン返り咲きを狙うカニサレスの心は折れない・・・


いつもは無尽蔵のスタミナで相手のメンタルをへし折る拳四朗だが、今回ばかりは拳四朗の方が折れるんやないかと、不安で手汗が止まらない。


しかし、ラスト2ラウンド!


セコンドの英断で「脚を使って撃ち合いを避ける」作戦を拳四朗に指示。


この作戦を見事に拳四朗が遂行し、11.12ラウンドはパンチをもらうことなく逃げ切った。


結果僅差の判定勝ちを納めることができたが、このラスト2ラウンドの戦い方に批判の声も少なくない。


しかし、こたろうの感想を言わせてもらえば、


あの僅差の展開で、最後あの作戦をとれる勇気は凄い!


あれだけ10ラウンド撃ち合って、最後にあれだけ脚を使える拳四朗のスタミナは凄い!


ってことだよ。


どんな展開になっても勝ち切ることができる!


ってことを証明したと思う。



試合後のこんな拳四朗の顔は初めてだ。


今回の苦戦で拳四朗の底が見えたなんてことを言ってる人もいるが、


いやいや、今回の相手は先にも書いたようにランキング1位の元チャンピオンやからね!


最近のボクシングはどうしても井上尚弥基準で見られてて、


「井上尚弥なら」とか「井上尚弥に比べたら」


みたいなことをよく聞くが、



この人はモンスターですから、一緒のレベルで語ってはいけません。


この人やから、チャンピオン同士の統一戦でも


格下相手の試合と言われ、


試合後にキズも腫れも残らない程度のパンチを2,3発もらい、倒すまでに10ラウンドかかっただけで


苦戦と言われるのであって、



普通のチャンピオン、いや拳四朗も普通を遥かに越えたレベルのチャンピオンではあるけど、


ランキング1位相手の指名試合で苦戦、死闘になるなんて当たり前のことですからー!!


だいたい、世界タイトルマッチで圧倒してKOで勝つなんて、元々マレなことなんだからね。



そういう意味で言うと、拳四朗の前座で登場したこの男も



何かとモンスター基準で評価されてかわいそうな面もあるが、


昨日の試合はだいぶボクサーらしい動き、戦い方になってたな。


相手の故障で不完全燃焼な終わり方になったが、多分後1,2ラウンドやってたら、すっきりしたKO勝ちになってたでしょう。


しかし!


前回の試合の時にもブログで書いたが、



相変わらず試合後が、



チャラいよ!!


インタビュアーからマイク奪って喋り過ぎ!


あとにメインイベンターのチャンピオンが控えてるんだから、もうちょい謙虚にしなさいよ。


パフォーマンスはメインになってから好きなだけやりなさい!


そして、Amazonプライムもさー、



なんでまたメイン広告が天心なのよ!


試合順も、日本人ボクサーが世界タイトルに挑戦するというユーリ阿久井の試合が天心の前って!





世界タイトル挑戦試合(ユーリ)

ノンタイトル8回戦(天心)

世界タイトル防衛戦(拳四朗)



って、順番おかしいでしょ???



別に天心のアンチでもないし、ボクシング界のためにも天心には順調に成長して世界チャンピオンになってほしいと思ってるけど、


現段階でのこの特別扱いと、試合外での余計なパフォーマンスはやめてほしいな・・・