昼休みに入ってケータイのニュースを開いたら「済美・上甲監督」という言葉が目に入ったので、「あ~、辞任の発表かぁ」と思って先を読んだら、なんと「死去」・・・、衝撃だった・・・。
そして次に頭に浮かんだのが、「責任をとっての自殺か???」

いろいろなニュースを探したがなかなか死因を書いてる記事が見つからなかった。
「まさか・・・」と思ってると、ようやく「胆道ガンで・・・」と書いてる記事を見つけて、少しホッとした。


物心ついた頃から野球好きで、高校野球も春も夏も楽しみで毎年見ていた。

愛媛の代表校が甲子園で優勝するなんて夢にも思ってなかったのが、1988年春、上甲監督率いる宇和島東高が強豪校を次々と倒して優勝した!めちゃくちゃ興奮したのを覚えてる。

でもその後、県内では松山商のファンだった自分にとって、宇和島東は天敵だった。毎年どっちが甲子園に行くかしのぎを削ってたよなぁ。すごいおもしろかった。

そして済美に移ってまた全国制覇!しかもあわや春夏連覇というとこまでいった。

正直上甲監督がいなかったら、とっくに愛媛は「野球王国」という肩書きをはずされてたことだろう。

あの宇和島東の出現が愛媛の野球レベルを引き上げ、また低迷しだしたところで済美が出現し再びレベルを引き上げた。

これだけの名称が最後の最後で、安楽くんの起用法で全国から批判を浴び、そしてとどめのイジメ問題・・・、残念でしかたない。


今日の夜ランはどうしても一野球ファンとして上甲監督に感謝とお別れの言葉を告げたくて、済美高校野球部グランドまで走ってきた。

上甲監督、多くの感動を有り難うございました。天国で奥様と一緒に楽しく野球観戦をしてください。