ホームセンター材でギター製作 #12 完成! | ESPギタークラフト・アカデミー東京校のブログ☆

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楽器の街・御茶ノ水にある「ESPギタークラフト・アカデミー(GCA)東京校」
楽器メーカー(株)ESPが直接運営するギター製作を学ぶことができる学校です。
授業風景や製作・リペアを中心に楽器の事、日々の出来事をアップしていきます!

ホームセンターで買った

 

200円のヒノキ材からスタートしたギター製作。

 

 

いよいよ最終回です。

 

さぁ、始まりますよー!

 

ウインク


前回までで弦がつき、パーツの取り付けが全て終わったので

今回は一番重要な楽器としての調整です

チューニング後にネックの反り調整をしましたが、

ビックリするくらいしっかりしていました。

ある意味予想とおり。

前回の杉ネック同様、針葉樹の曲げに対する

踏ん張り強度は十二分にエレキ・ギターに耐えうる

 

と言う事が改めて立証されました


ネックの強度がが問題なくクリアだったので

弦高の調整もしました


そしてピックアップの高さも調整し、

ネックとブリッジのピックアップのバランスも取れ、

ピックガードの取り付けです。



完成写真です。表

 

完成写真です。裏


 

完成写真です。ネック


 

完成写真です。ボディ裏


 

ボディ裏・別アングル




黒バック



黒バック2



ギターの写真撮るのって難しいですねェぇ、、、、、、

気になる音ですが、製作前のイメージとおり

バリトンギターの低い弦の音に

檜の中域から低域にかけてちょっと足りてない部分が

上手くマッチしていて凄く気持ちの良い音がします。

極端な表現をすると、音の真ん中が無いので丁度オクターバー

をかけて上と下だけなってるような感じです。

結果的に巻き弦の音はすごく気持ちよく

鐘が鳴っているような響きです。

ただし、プレーン弦の音はやはり檜のギターの音そのままで、

安っぽいぺラッとした感じですね。

このあたりは指板材を密度の高いものにすることで

解消できそうです。

でも見た目も全部檜なのがかっこいいですけどね。

とi

というわけで、かなり実験的な要素を盛り込んだ今回の

ギター製作でしたが、製作者的には大成功です。

凄く安い材でも、満足する音つくりは可能ですね。

もちろんこういった材で、有名な名機と同じ音を出せと

言われたらそれは無理です。

この材にはこの材の音があります。

それが一般的な楽器とはかなりかけ離れたものですので

「新しい」と感じるか、「これは無い」と感じるかは

好みの問題です。

なんにしてもギター製作は楽しいですね

 

ニヒヒ

 

次のねたも

 

面白いの用意してますので

 

ご期待下さい

 

ニヤニヤ

 

 

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