檜のギターを作ってみよう その8 | ESPギタークラフト・アカデミー東京校のブログ☆

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楽器の街・御茶ノ水にある「ESPギタークラフト・アカデミー(GCA)東京校」
楽器メーカー(株)ESPが直接運営するギター製作を学ぶことができる学校です。
授業風景や製作・リペアを中心に楽器の事、日々の出来事をアップしていきます!

さて、先日グリップを丸めに入った檜1Pネックですが、

ほぼ仕上がりました。

写真は8割仕上げくらいですが、

実際は更に削り込んでVグリップになっています。


トラスロッドも驚くほど良く効いて、30度ほどまわしただけでネックが2~3ミリほど逆反ります。

ところが、、、、、トラスロッドを緩めても、締めた分の回転幅がなくなっています、、、、

おかしいなと思ってある程度締め直すと、改めてロッドは効きますが、そこから緩めようとすると

またその位置がニュートラルの位置になっています。

在校生の皆様はもうお気付きかと思いますが、材が柔らかすぎるせいで、

ロッドエンドやアジャスト部のナットが檜の木口にめり込んでいっていたのです。

というわけでワッシャーを足したりして対処を試みましたが、

最終的には御臨終されました、、、、、、、、、、



というわけで、檜でネックを作る場合は、せめてロッドのナットワッシャーやエンドブロック部分に

補強が必要だということが判明。

次回は貼り指板で行こうと思っています。


ということでALL 檜ギターのネック製作は振り出しです!


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