少し前の話ですが10月15~17日、嫁が自身の会社の従業員を引き連れて2泊3日の慰安旅行に出かけました。

行き先は・・・京都。

何でも偶然、激安パッケージを見つけたのだとか。

彼女自身は首都圏出身なので若い頃は何度も京都旅行に出かけた経験はあるものの、従業員の方々は皆さん確か地元・旭川及び近隣出身。京都に行った事がある人でさえ、修学旅行以来という程度でした。

確かに北海道の人間は東京には行く事があっても、関西まで旅行に行く機会は少ないのではないかという感覚があります。梅之助も関西は修学旅行以来、40年くらい行っていません(九州には行った事はある)。

 

それはいいとして、その京都のお土産です。

 

 

「九条ねぎ京えびせんべい」。

 

(株)寿庵という企業が「本家佳長(よしなが)」という屋号を使用して手がけています。

九条ねぎは京野菜として聞いた事はありましたが、「えび」のイメージを京都に持った事は無かったですね。

「ねぎ+えび」のせんべいですから単純な味わいとは異なり、奥深い美味しさがありました。

 

次はもう、ド定番の「餡入り生八ツ橋」。

修学旅行でこれの美味しさを知って以来、個人的には和菓子の中で餡入り生八ツ橋が一番。その為、必ず買ってくるようにお願いしていました。

 

 

京都にはいくつもこのお菓子を製造・販売している業者があるようです。

以下はその中でも代表的なメーカー(【】内は餡入り生八ツ橋の商品名)。

 

・聖護院八ツ橋総本店 【聖(ひじり)】

・本家西尾八ッ橋 【あんなま】

・井筒八ッ橋本舗 【夕子】

・美十 【おたべ】

 

我が家にやって来た商品は聖護院八ツ橋総本店の「聖」ですね。

八ツ橋の起源ははっきりとはしないものの、全国的に有名になったのは大正時代。

この時はまだ焼いた八ツ橋のみでしたが、生地を焼かずに切った生八ツ橋が登場したのが1960年代、更に餡入り生八ツ橋が商品として誕生(おたべ)したのが1966年なのだそうです。

 

八ツ橋の原料は基本的に3つで、「米粉」「砂糖」そして香りづけの「シナモン」。餡入り生八ツ橋ならばこれに「つぶあん」が加わります。シンプルな材料ながら、とても完成度が高いお菓子だと思いますね。

お土産の「聖」も本当に美味しく頂きました。