札幌市がドカ雪に襲われてしまい、7日の札幌駅発着のJRが終日運休に追い込まれてしまいました。JRは8日もヤバイかも。
・・・しかし、これではバスとてなかなか進まないし、乗り切れないわなぁ。
札幌市 2月7日午前 毎日新聞より
2月7日 STV ニュース より
札幌管区気象台HPよると、2月7日9:00のデータは札幌市の積雪深は118cmで平年値の169%になっているそうです。
ただし、梅之助の住む旭川は。
2月7日午後 旭川市
少ない。
明らかに平年よりは少なく、上の札幌管区気象台のデータでは積雪深50cmで、平年値の77%になっています。
旭川の方が寒いので早い時期から積雪状態になる為、一昔前までは札幌よりも旭川の方が積雪がやや多いという印象を梅之助は持っていたのですが、近年は札幌の方が最大積雪量は多い傾向に感じます。少なくともドカ雪は昔に比べて旭川は減ったような気が。
チマチマ除雪はしていますが、朝に屋外の降雪状態を見て「うんざり」した記憶は今冬はないですね。
さてここで突然、北京五輪ですが。
米・ブルームバーグ通信によると「2014年ソチ大会は人工雪が8割、2018年平昌大会では人工雪の割合が9割まで上昇した」と伝えたそうですが、北京大会はほぼ100%が人工降雪機の雪だそうですね。
ソチや平昌は場所や年によってはそれなりに天然雪も見込める場合があるものの、元々北京周辺の山には雪は通常ほとんど積もらないとの事。
つまり元来が冬季五輪を北京が開催するのは自然条件的にも無理があったにもかかわらず、中華思想の体現と国威発揚(国威発揚は大なり小なりどこの国もやっていますが、チャイナが裏でやっている事は五輪憲章の理念とはあまりにも程遠いのでね)の為に100%の人工雪を使って乗り越えられるとして立候補した訳です。
天然雪と人工雪とでは冬季競技をする上でそれぞれメリット・デメリットがありますが、天然雪には空気が多く含まれていて雪質が柔らかくなる一方、人工雪は雪に含まれる水分の密度が高いため硬くなってしまうのが一番のデメリット。
これは大会運営上、選手の安全確保という点では最も懸念すべき事です。
NHK ニュース より
現に日本のスノーボード女子の芳家里菜選手が3日の公式練習中にジャンプの着地で転倒し、脊椎損傷と診断されたという出来事が起きてしまいました。人工雪は天然雪よりも滑走速度が出てしまう為、スピードコントロールが出来ずに転倒してしまうと思わぬケガにも繋がりかねません。
・・・札幌のドカ雪、0.1円/kgでいいから、持ってってくれないかなぁ、国家主席様。
開会式で六角形の雪の結晶を綺麗に演出していたそうだけれど、人工雪ではそういう結晶は出来ないから、あれはインチキというものです。
札幌から要らん雪を持っていってくれれば、まあ、少なくともインチキは免れますよ。
まあ、現実的な話ではない、ただの駄文でした。