富良野・麓郷で少し遅い昼食を取って、向かったのは十勝岳温泉。

15:00少し前に目的地に到着しました。

 

 

そこには駐車場から溢れた車が、路上に寄せて何台も停まっていました。

何だ、これは??・・・と一瞬思いましたが、すぐに理解。ここは白金温泉側の望岳台登山口と並ぶ、十勝岳連峰へのメジャーな登山口である十勝岳温泉登山口なのです。

 

 

やって来たのは「湯元 凌雲閣」(空知郡上富良野町十勝岳温泉)。

北海道で一番標高の高い1280mにある温泉旅館です。

 

 

旅館に向かって、左側の登山口及び公共駐車場。登山客が続々降りて来ました。

 

 

こちらは右側の光景です。

 

 

旅館を背にし、せっせと上って来た富良野盆地の方向を見下ろします。スマホのカメラでは、こういう風景は苦手。

 

 

では、中に入って受付で入浴料800円を支払い、持って来なかった手拭いを購入します。

 

 

 

受付の右側の階段を降りて、浴場へ向かいます。

 

 

 

脱衣場の雰囲気は、旅館の古さ相応でしょうか。

 

 

 

ここの源泉は2つだそうです。

 

凌雲閣1号井は小さい内湯に使われており、無色透明で泉温が32.1℃と低め。

pH値2.3の酸性低張性低温泉で、酸性・含鉄(Ⅱ)-アルミニウム・カルシウム-硫酸塩温泉となっています。

凌雲閣2号井は広い内湯と露天風呂に使用されており、泉温が51.1℃の茶褐色。 

pH値6.3の中性低張性高温泉で、含鉄(Ⅱ)-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉です。

 

凌雲閣HP より

 

豪快な茶褐色で、これは2号井ですね。体が温まりそう。

 

凌雲閣HP より

 

透明なこちらは1号井。

入浴時は2つの源泉がある事を知らなかったので、何だろうと手を入れてみると確かにぬるい。一瞬、水風呂かとも思いましたが、そこまで冷たくもないので、多分源泉なのだろうと思い至りました。湯温が低いので入りませんでしたが。

 

 

2号井の内湯を自身のスマホので撮影。

 

凌雲閣HP より

 

こちらは2号井の露天風呂。

ここからの景色が素晴らしかったです。目の前に大きな噴火口がぱっくりと。

 

 

その露天風呂からの景色です。

露天風呂自体は人が何人もいて写真撮影が憚られたのですが、噴火口の撮影だけなら特に不審に思われないだろうと、思い切ってスマホでパチリ。

 

 

実はこの噴火口、お風呂から上がって旅館を出た裏手に展望台がちゃんと設えてありました。な~んだ。

早速、そこから絶景噴火口を再度パチリ。

江戸時代の安政年間に噴火したとされているので、安政火口と呼ばれています。

今度、十勝岳温泉登山口から安政火口までのトレッキングでもしてみようかな。

 

 

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