3月14日(土)の事です。

この頃は東京オリンピックが本当に今夏に出来るのか?どうなるのか?という事が世の中の大きな関心事で、北海道は独自の緊急事態宣言の只中でもありました。

真っ先に影響が出たのは観光業界で、旭川近くにある層雲峡温泉の観光ホテルも、土日を除いて臨時休業が殆どのようでした。

これはヤバイ状態だ。経済がね。

 

だからという訳ではないですが、午後から車で層雲峡温泉の方へ向かってみました。人はほぼいないと判断、ウィルス感染もやるべき事を行っていれば問題ないでしょう。

 

 

温泉街近くの「銀河の滝」です。まだ表面は凍っています。

 

 

隣にある「流星の滝」です。駐車場には他に車はありませんでした。

 

 

さすがにこの時期、宿泊する訳にもいかないので、せめてもの気持ちで日帰り入浴をしていきます。その程度では、殆ど貢献にはならないけれど・・・

やって来たのは「ホテル大雪」(上川郡上川町層雲峡)。このホテルを使用するのは初めてです。

 

 

層雲峡温泉のホテル群の中でも大きい部類のホテルです。運営会社は他に旭川市内に「ホテル クレッセント旭川」、上川町の国道39号線沿いに「北の森ガーデン」という観光施設を運営しています。

 

 

 

入口からロビーホールに入ると、客の姿はありませんでした。まあ14時過ぎだったので 、宿泊関係の客の姿は当然ないのですが、日帰り入浴の人もいそうにありません。

それでもお客様を待つ受付カウンターの従業員の姿に、少し心が痛みました。

 

さて、このホテルの浴場は3つ。東館1F、西館7F、別館3Fです。

日帰り入浴の時間帯は11:00~17:00まで。大人1人800円。

この時の日帰り入浴では、西館7Fと別館3Fが使用出来るというので、西館7Fに行ってみました。

 

 

 

脱衣場です。誰もおらず、貸し切り状態。

平成26年11月に当ホテルが試験申請した温泉成分表によると、泉質は単純硫黄温泉、pH値7.7の低張性弱アルカリ性高温泉です。泉温は74.0℃。

 

 

脱衣場の窓からの景色。

右側に黒岳ロープウェイの建物が見えます。

「浴場内の写真撮影禁止」の表示があったので、下2枚の画像は同ホテルHPから。他に誰一人、客はいないのですがルールは守ります。

 

 

 

さあ、ゆっくり浸かりましょうか。

でも1人だけというのも、何か落ち着かないな。

 

 

浴場内の撮影はしなかったものの、展望大浴場の窓からの景色はパチリと1枚だけ(上)。

右下に「層雲峡温泉 氷瀑祭り」会場跡が見えます。

本来、2020年1月23日(木)~3月15日(日)まで行われる予定でしたが、武漢ウィルス禍で2月28日で終了してしまいました。

 

梅之助は早風呂なので、上がった後は長風呂の嫁を必ず待つ事になります。その間、日帰り入浴は他に女性が1人だけ利用した記憶があります。

やがて嫁と合流した後に、取り敢えず3Fの浴場にも寄ってみる事にしました(下画像:同ホテルHPより)。

 

 

7Fよりも小ぢんまりしていました。もう十分だったので、入りませんでしたけれどね。

 

 

ロビーホールの一角です。

椅子に座って周囲を眺めていると、ポツリ、ポツリと本日夜の宿泊予定らしき人の姿が僅かに確認出来ました。

ただ、まだこの時の観光・宿泊業界の惨憺たる事態は序の口だったんですよね・・・

中共めっ!

 

 

話は全く変わります。

昨日の5月14日、延長されていた全国緊急事態宣言が39の県で解除されましたね。

北海道、東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、京都は継続です。

安倍総理、本当に白髪が増えてしまいました。

 

日本テレビニュース より

 

北海道ではその前日の13日、翌日の政府発表予定の内容を受けて、北海道の今後の方針を示す会見を鈴木知事が行いました。

 

STVニュース より

 

現在の休業要請を、石狩管内以外で一部解除する事になりました。

北海道の「第2波」が酷い状況と言われていますが、酷いのは石狩管内(札幌市及び周辺)だけなんですよね。

因みに梅之助の住む旭川市は、下図では上川管内になります。この上川管内だけで、本州で言うところの県規模の面積があります。

 

 

北海道庁HP より

 

道民として、札幌圏の感染鎮圧が1日も早く成功しますようにと祈る次第です。

そして苦境にあえぐ全国の人たちに、1日も早く希望の光が見えますようにと。