今年の5月のスタートは新天皇陛下の即位及び令和元年の開始という事もあり、5月3日の憲法記念日において変な雑音を耳にする事は少なかった印象がありました。

それでも元NHKプロデューサーという人物が、質の悪いアジ演説を行っていたというニュースを知りましたので、記録として記事に残しておきます。

この件に関しては「戦後体制の超克」様が優れたブログ記事を作成されているので、どうかリブログ先をご覧になって下さい。


 

「戦後体制の超克」様も指摘されていますが、安倍批判の言論は自由なものの、それ以前に、仮にも国政選挙を経て民主的な手続きによって首相となっている人物に対し、同年生まれというだけで公衆の面前にて、こうも上から目線の物言いがどうして出来るのでしょうか?

もうその一点で、この人物の人間性が露呈しており、極めて不愉快です。

 

5月3日 演説する永田浩三氏 (「戦後体制の超克」様ブログ より)

 

以下、産経ニュースより。

 

引用記事は→こちら

 

じゃあ梅之助もルルーシュ・ランペルージ風に、一発だけ上から目線でいきますか。

 

違うな、間違っているぞ!

 

永田氏は、同学年として志位和夫氏や前川喜平氏の名前を出し、「私たち1954年生まれは、皆、戦後民主主義教育の申し子です」と言っていますが、この二人の名を出すのは甚だ不適切です。

志位氏は共産党委員長として民主的な党内選挙も事実上ないまま、2000年からトップに君臨し続けているではないですか。これほど非民主的な立場の人間はいません。志位氏にとって今年は令和元年ではなく、志位19(20?)年なのです。

前川氏は禁じられている天下りを斡旋した悪徳官僚であり、管理売春が行われているバーへの出入りをしていた人間。彼の言い訳は誰が聞いても「誤魔化し」にしか思えません。なぜジャーナリストでもある永田氏は彼を持ち上げる前に、そこを追求しないのですか?

加計学園問題に関しても一方的に前川氏に肩入れしているようですが、前川氏と正反対の見解を述べた元愛媛県知事・加戸守行氏(前川氏の文部省時代の先輩)を一顧だにしないのは、ジャーナリストとして極めて不誠実です。これで大学教授が務まるのでしょうか?

 

慰安婦番組の件ですが、朝日新聞も誤報を認め、国民も慰安婦の当時の実態を理解し始めている現在、永田氏らが2000年代初頭に作った番組がどれだけこの問題をミスリードさせ、国益を害し、日韓関係を悪化させたか理解出来ないのでしょうか?

安倍氏を批判する前に、永田氏が日本国民に謝罪すべきです。それを未だに持ち出すとは自己肥大妄想の持ち主か、もしかして北の代理人なんでしょうか?

NHKの偏向報道・番組に接する度に、こんな事の為に国民が視聴料をNHKに払っていたなんて涙が出る思いです。NHKが強制的に視聴料を国民から徴収するのなら、NHK幹部は国民からの選挙で選ぶような制度にするべきですね。

 

また望月衣塑子氏の質問をジャーナリズムだと思っているのなら、この永田氏のレベルが知れるというものです。彼にはモンスターペアレントの対応に苦慮する基礎教育現場を、一度体験してもらう事を心から希望します。

 

更に永田氏は「歴史から学ぶことが嫌いで、不得意の安倍君」なんて言っていますが、歴史から何も学んでいないのが永田氏のような「戦後体制の受益者」たるジャーナリストたちです。

永田氏個人は当該世代から外れるかもしれませんが、60~70年代の日米安保にこぞって反対した連中は、後にそれが戦後日本の平和の最大要素であった事を知りながら、過去の言動を何ら総括しようとはしませんでした。図々しい事に、その延長線上で現在においても論を張る輩が多数いる始末。

この手のジャーナリストもどきと、彼らが作り出そうとするエセ世論に、梅之助は最大級の嫌悪感を覚えます。政治問題においては、既存のメディアが引っ張ろうとする主張と逆のスタンスを取る方が間違いは少ないでしょう。

 

もはや心ある多くの国民は「戦後民主主義教育」には功罪があったと気付いています。

一方、これを金科玉条のように扱う永田氏の立場は上にも書きましたが「戦後体制の受益者」であり、もっと簡単に言うと「利権屋」と表現しても差し支えありません。利権屋でなければ、どうして「国民の生命と財産を守る手段」を憲法上に明記する事に、ここまで感情的に反対するのでしょうか?

 

あとは「戦後体制の超克」様が的確な批判をされていますので、どうぞそちらを。

 

それにしても永田氏の演説には具体的な論理らしいものは何一つありません。全ては根拠のない観念論。SEALDsとどっこいどっこいのレベルです。

NHKってこんなのばかりなの?真っ当な事を言う元NHKって、池田信夫氏くらいしか知らないんだけれど・・・

NHKの中にどれだけ特亜工作員がいるのか、とっても心配です。