丁度、「買物公園まつり 大道芸フェスティバル」を見終えて、帰途についている時です。

「羽幌の甘えびまつりに行って帰って来たところなので、甘えび取りにおいで」

と母から電話がありました。

で、お土産でもらったのがこれ。

 

 

羽幌町は甘えびの水揚げ高が日本一だそうで、例年この時期に「甘えびまつり」が開かれています。今年は6月24~25日で、新鮮な甘えびが格安で買えます。実は梅之助も行った事がないので、今年は少しだけ行く事を検討しましたが、天気予報が良くなかったので見送りました。

 

さて、このお鮨や刺身でお馴染みの甘えびは正式名称をホッコクアカエビといい、生物分類学的にはタラバエビ科・タラバエビ属の種となります。

何故、科・属まで紹介したかというと、タラバエビ科のタラバエビ属とモロトゲエビ属の種は、その成長過程で性転換する事をお伝えしたかったから。この甘えび(ホッコクアカエビ)がそうですし、他にはホッカイシマエビ、ボタンエビなどが挙げられます。

甘えびの例で言うと、若い個体はまず先にオスとなって生殖活動に参加し、5~6歳でメスに性転換して産卵します。寿命は10~11年ほど。

いや~、甘えびやホッカイシマエビ、ボタンエビなどはよく食べる機会もあるけれど、こういう生態を持っていたとはねぇ~。

という事は大型の甘えびはみんなメス、という事になりますね。今回貰った甘えびは大型です。

 

甘えびは刺身、から揚げ、みそ汁のダシにして頂きました。

ごちそうさま。