正月の2日~3日にかけて層雲峡温泉に一泊してきました。
発端は女社長(←嫁の事)が「今年は忙しく疲れた~、温泉でゆっくりしたい」と言いだしたのが始まり。
層雲峡は梅之助の住んでいる旭川市から60km強くらいなので、ほとんど地元と言っていいところ。特に夏場ならば日帰り入浴の行動範囲だから、今までほとんど宿泊する事はありませんでした。中学生のころ学校登山で宿泊した記憶がある程度。
宿泊したのは、主に北海道の観光地で数多くのホテルを経営している野口観光㈱グループ「朝陽亭」(上川郡上川町層雲峡温泉)。

 

 


部屋は6階の和室。女社長は洋室の方が良かったみたいだけれど、ごろ寝の出来る和室の方が梅之助としては好き。ロビーはこんな感じ。写真は早朝の6時に撮ったので、宿泊客の姿はほとんどありません。

 

 

 

夕食までの間にシャトルバスで行ける系列の「朝陽リゾートホテル」の浴場含めて2浴場、食後にさらに2浴場をゆっくり巡ってきました。泉質は硫黄泉。食事は夕食・翌朝食ともにバイキングだったので少々食べ過ぎ(いや、明らかに食べ過ぎ)。糖尿病の治療を受けているこの身にとっては、4日の通院予定日の血液検査がかなり気がかりになりました(おまけに自宅に薬を忘れてくる始末)。

 


大浴場のある7階の窓から外を見ると国道39号線が、その右側に1月下旬から行われる氷爆祭りの会場予定地が視界に入ります。
北海道でも有数の景勝地である層雲峡。けれど他の観光地と同様、宿泊施設の経営環境は厳しいようです。
写真の一番奥に写っている大きなホテル「ホテル層雲」は東日本大震災の観光客減少で昨年の8月に営業を停止。さらにその奥にある「かんぽの宿 層雲峡」は郵政騒動の中、転売に次ぐ転売で今や持ち主が固定資産税を減らす目的で、重機で横っ腹に大きな穴をあけたっきりそれ以上解体が進まず無残な廃墟となって佇んでいます。
地元の観光地でもあるのでもっと賑わってほしいと思うし、もうちょっと梅之助たちも利用しなきゃ、とそんな思いがよぎります。夏に登山を絡めて再度宿泊利用をしてみようかな。