カナダお子さま留学コンシェルジュのグローバルクリエイティブカナダです。


今日は少し悲しい日本の現実を…



30年でここまで落ちてしまったのを見て、皆さんはどう思うのでしょうか?


今後さらに超少子高齢化が加速すると10-20年後の日本という国はどこまで落ちてしまうのか?


今の子どもたちが社会に出る未来の日本を考えると本当に申し訳ない気がします。



2000年代以降もユニコーン企業と言われる、新しい世界に影響を与えるような企業も日本からは生まれていません。


今も気づけば世界中から、みんな安い安い!と遊びには来てくれているので東京や大阪をはじめ、人だけは多くて賑わってはいます。


でも、その実態はもはや第三国のリゾート観光地に近い状態です。


今の日本は遊びには来ても、働きたい場所としては選ばれることはありません。


アジアの若い労働者もこの10年で誰もがスマホを持ったことで、すべての情報が筒抜けなため今の日本の労働環境では選ばれることはないでしょう。


海外から遊びには人は来るのに内情的には益々ガラパゴス化していくニッポン



それなのに都心部の中学受験はさらに加速。


小学低学年からどこの塾が良いと奔走して、子どもたちを点数戦争へと導き疲弊させていく…


英語教育にしても、実践的には英語が使えないのに小学生でも英検2級レベルまではもはや点取り競争の渦中に。


もちろん、やれない環境よりやれる環境は素晴らしいと思いますがゴールが明確ではないのです。


今の日本だと、その行き着く先は親の教育ゴールとしてどこか少しでも名前のある大学を入れてお終い。


将来の仕事にしたいための学部よりも、少しでも名前の良い大学に入れたら幸せになるのでしょうか?


大学卒業後も同じように少しでも名のある企業を目指して、ベルトコンベアーのようにみんな同じリクルートスーツでとりあえず動き出す。


確実に日本が誇る終身雇用は維持できずに、もう無くなるのはわかっているのに(わかっていない人もいるけど)、将来にタフに生き抜く力を学ぶのではなく、目先の今を選択してしまう…


そんなバブル崩壊後の1990年以降も何も変わろうとしなかった日本の社会、人々、そして教育。



それでも、まだ変えようとしない日本は、まだまだこれからさらに本当の厳しい現実が待っています。


自然災害、世界的な有事に巻き込まれる、金融クラッシュなど… さらなる追い討ちを経験することなることでしょう。


本当にそんな激動の時代に入るのに多くの日本人の意識は、やっぱり対岸の火事のようにどこか他人事で、ある意味たくましいなとも思う…笑



もう一度考えて欲しい、自分たちの子どもが社会に出る時の世界がどうなっているのか?


どうやったら彼らが幸せになっていくのか?


親たちもあまり未来の現実を見ていないようです。



一部の親たちは受験に向けて小学低学年から有名な塾に入れるとか一生懸命だけど何かポイントがズレている。


もちろん、それが間違ってるとは言わないけれど、それを何十年にも渡り続けてきた日本の末路が今でありさらに没落していく現実。



日本という国の最大の弱点は変えることを恐れることだと思います。


それは政治も教育も、社会システムもです。


それらは年齢が上がるにつれて、さらにその傾向は強くなり、まずは試してみようではなく、とりあえず上手くいってたからそのままで良しの姿勢。


そのツケがすべて若い世代へと押しつけられました。


そもそも僕も含めた今の30代後半〜50代前半世代の親は、それが正しいと教育されて育った、だから日本で生活する以上は何も変えられないのが正しいのかも知れません。



残念ながらもう修正するためのタイムリミットは超えてしまいました。


少しでも危機感を感じる人は、もはや国や政治家、マスメディア、そして周りにいる変化しない人たち…


できることはこれらに自分たちが巻き込まれないように、いかに自分たち自身で考えて行動しながら備えていくということしかないでしょう。



単に国内ガラパゴスの中の偏差値だけの競争や価値観だけでなく、この先に世界がどう動いていくのかを読む力、自分の得意なことを社会にどう貢献、還元できるのかなど… 


もっと未来ある子どもたち体感させて欲しいです。


これからの時代を生き抜くための世界基準な考え方にシフトさせるためには、やはり自分自身の眼で世界を見て感じて欲しいです。


すべては10代という大事な学生時代で何を経験するかでほぼ未来が決まっていきますので、ぜひ親もそこを応援してあげて欲しいのです!



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