東京パンツアー

新しいパン屋さんや

人気のお店を見て回ることは

とても刺激的です


さらにお店ですぐに

活かせそうなことに出会えると

そこからいろんなアイデアが浮かびます


前回のブログで紹介した

ベーグルファクトリーさんから

次のお店に雨の中電車で移動


ところが乗り継ぎの駅で

偶然にも目に留まったパン屋さん



パンとスープのお店


パンに合うのはコーヒー!

なんて思い込んでましたが、

食事系のパンが人気になる中で

一緒にサラダやスープを提供する

お店が増えています



そういう傾向は頭の中ではわかっていたものの、

実際の店舗で実際のサービスを目の当たりにすると、イメージしやすくなります。


パン屋さんの差別化としてのスープはアリ!

ですねニコニコ



そして次の目的のお店

もうオシャレ過ぎて笑えてしまいます爆笑


もちろんお客様は

20代から30代の大人女子

店員さんも当然みんな若い!おねがい


さらに驚いたのが

パンを作る過程を見せるように

まわりを囲って作ったイートイン席



発想が凄すぎてまた苦笑い😅


パンを作る工程を見ながら

パンを食べるのはどんな気持ちなんだろう🤔


お店に対する

感性のレベルが違いすぎるよね


いやいや

自分たちが

目指すパン屋じゃないにしても

あきらめちゃいけない!



石窯パングランクレールができたのは、

その10年以上前に、千葉県で

石窯パンの超繁盛店を見たことで

いつかこんな店がやりたいと

どこかでずっと思っていたからです!


今はどうなんだろう?


そんなことをぼんやり思いながら

歩いていると


不思議な感覚に包まれた

場所に遭遇しました



あの頃、

サラリーマンを辞め家業のパン屋に

入ると決めたとき、任されたお店の

名前を自分で決めなさいと

先代に言われたのがきっかけで

サンクレールという店名にしました


そしてネットが普及し始めて

サンクレールと検索すると

最初に出て来たのが、

お茶の水サンクレールでした


当時は

目指せ!お茶の水!

という熱い気持ちで燃えてました

(何の根拠もありませんが)


そしてその当時の熱い気持ちが

現地に来たことで蘇って来たのです


サンクレール1号店を

オープンしたのが27歳のこと


そこからすでに

30年以上の月日が経っています



あの頃は

大した技術も経験もなく

無我夢中で頑張っても

なかなか思うように行きませんでした


それでも

毎日朝早くから夜遅くまで

休まず働き続けた日々


その頑張りがあったから

お店が会社が発展する基礎ができた


そのことを思い出したのです


そして今まさに

大転換期を迎えて

もう一度あの頃のように

無我夢中でやりたいという

気持ちが湧き出てきました


30年前の自分が
今の自分にエールを送ってくれている
そんな気持ちです

あの頃
必死に頑張ってくれたおかげです
本当にありがとう!


偶然にしろ、
ここに来なければ、
過去の自分に感謝する思いには
至らなかったはずです

過去のいろんな自分の経験というバトンを受けて、
今まさに最後の直前を走り始めます!