今日のブログ担当は

「平針店」スタッフということで

 

ちょっと強引ですが

サンクレール社長が平針店の

あるスタッフの紹介をします。

 

それはベテランスタッフの小野田さん

 

 

年齢はすでに70歳を超えて

大ベテランですが

 

ジャムおじさんのように

とてもみんなに優しいおじいさん

 

実は小野田さんは

社長にとっての「師匠」なんです。

 

 

小野田さんが現役時代

PASCO(敷島パン)が運営するパン屋さんで

店長をされているときに初めてお話しました。

 

そのとき私はサンクレール洞店の店長

 

駆け出しのレベルから

なかなか抜けられず

売上が伸びず悩んでました。

 

そのときの「小野田さん」は

カリスマ店長

と呼ばれていましたおねがい

 

PASCOが全国に展開するパン屋の中で

売上1,2を争う実績の持ち主

 

いろいろ悩んでいる私を見かねて

 

サンクレールがもともと

敷島パンと取引があったご縁で

なんと「小野田カリスマ店長」

お話ができる機会を作ってもらえました。

 

 

どんなすごい人なんだろう

どんなすごいパンを作る人なんだろう

 

緊張して話をした内容は覚えてませんが

次の一言が今後の自分を決めたと言っても

過言ではありません。

 

 

魚は餌をまかんと

食べに来んわな

 

ここは魚屋ではありません。

スーパーの中にあるパン屋です!

頭の中は「???」


 

そんな私に見かねて

詳しく教えてもらいました

 

魚=お客さん

餌=試食のパン

 

パン屋の前を

お客さんが歩いているとします

 

でもパンを並べているだけでは

興味のない人は通りすぎるだけ

 

そこに「試食」を進めれば

とりあえず立ち止まります

 

そうすると

興味のなかった人も試食を食べながら

美味しいわねと買ってくれる人もいます

 

でも試食食べても

買わない人もいっぱいいますよ

 

当時の私も「試食」は出してましたが

パンのそばに置いてあるだけ

しかも勝手にたくさん食べられないように

熱い視線を送っていました

 

それに「お客さん=魚」

という例えがいまいちピンときません

 

するとカリスマ店長が

魚は回遊して戻ってくる

 

パン屋の前で試食をしたお客さんは

スーパーで買い物をして会計をしたあとに

パンを買いにくることが多い!

 

一度口にしたものは

美味しければ舌が覚えていて

後からでもまた食べたくなるんだそうです

 

 

 

すごい理論に驚きましたが

実際言われたように

しっかり試食をお客さんに進めると

売上が徐々にあがってきました!!

 

カリスマ店長から受けた

最大の気づきは

お客様の行動パターンを

注意深く知るように

努めること

 

美味しいパンを作るだけでなく

どうしたらお客さんが買ってくれるか

 

お客さんがどういった流れで

いつもパンを選んでいるか

 

パンを作るだけでなく

パンを売るためにいつも

お客さんのことを考えている

 

「カリスマ店長」

たる所以はここにあり!

 

それからは

小野田さんに学んだことを活かし

売り場のレイアウト、パンの並べ方まで

お客さんがどうしたらパンを手に取るか

 

いろいろ考えながら実践して

その反応がいいと嬉しくなって

またいろいろやりたくなります

 

パンを作るのも楽しいですが

お客さんの反応を考えながら

いろいろアイデアを練っているうちに

毎日の仕事がますます楽しくなりました

 

師匠との出会いがなかったら

サンクレール洞店が

繁盛店にならなかったかも知れません

 

 

小野田さんはPASCOを定年退職後は

なんとサンクレールに入社してくださり

さらにたくさんのことを学ばせていただきました

 

そして今もなお平針店で活躍中です

 

小野田さん

ほんとうにありがとう

そしてこれらも末永くお願いします照れ

 

 

さてさて

明日のブログ更新は日名店スタッフから

 

グランクレールの一号店として

岡崎市日名南町にオープンして

もうすぐ10年です。

 

なんとスタッフ全員が女性!

 

パンへの思いだけでなく

スタッフ同士、そしてお客様への思いやりが

素敵なとてもいいお店です。

 

そのあたりの秘訣が聞かれそうですウインク