「佐久島に行かなければならない理由があります」

 

先日2度目の佐久島訪問

前回島で採れた甘夏をいただきましたので

お返しに甘夏パンを試作して持参しました。

 

 

保冷バッグの中には

たくさんのパンを詰めてあります。
 

 
お店のテーブルに並ばないほどのパンに
オーナーさんが大喜びです
 
またまたお返しにと
海で採れたばかりの「あさり」と
さらには茹でたばかりのタケノコを
いただきました。
 
その夜は別のお店で
あさりを調理してもらい
大好きな料理に生まれ変わりました。
 

 

 

こういった交流があるから

とても大好きな場所です。

 

最初に来たときに

島のあちこちを巡りながら

気づいたことがあります。

 

この場所に私自身が

忘れかけていたこと

取り戻さなければならないことを

見つけにきているのです。

 

 

 
「誰かの役にたっていますか」
 
島にパン屋さんがないので
普段は手作り、焼き立てのパンを
食べることができません。
 
 とにかく
 島の人はパンが好きなんです。
 
 だからイベントを開催して
 島のみんなに出来立てのパンを
 食べてもらいたいんです!
 
そんな希望をお聞きしたので
佐久島でイベントを開催できないか
実際に現地に行ってみることになりました。

 

 

佐久島へ行く手段はこの船のみ。
車に乗って行くことはできません。
 
そうなると、
イベントのパンは運び込めません。
 
島にある集会場で
設備も見せてもらいましたが
パンを作るまでの設備はありません。
 
 
佐久島は今
「アートの島」として
生まれ変わり、多くの若者が訪れます。
 
それは20年前から
この島でアート作品を作り始め
毎年少しずつ増やしてきた経緯があります。
 
 
今度は数年かけて
パンの文化を根付かせたい!
 
 
何年かかるかわかりません。
 
まずはパン1個から運び販売し
その次は1箱、2箱と増やして行く
 
一方で、どこかの拠点で
パンを作ることができるような形にもっていく
 
数年後には名物のパンが誕生し
島のカフェや旅館で販売しているはずです。
 
 
 
 
 
 
必要とされる想いに応えるのが
商売(仕事)の原点です
 
つまり、
お店や会社の存在意義は
誰かに必要とされていること!
 
 
お客様がお店に来なくなったのは
そのお店が地域のお客様から
必要とされなくなったからです。
 
 
普段の商品サービスが
今のお客様に本当に必要とされているか
常に見直さないといけないのです。
 
目先のことばかりでなく
本当にお客様が求めているのは何か
それに気づいたお店だけが生き残れるのです!