台風のせいでしょうか朝から雨。めぐみの雨でおさまる事を、曇り空を見上げ祈った朝でした。
夜、外へ涼みに出ると遠くから太鼓の音が聞こえてきました。どこかの祭りでしょうか。ドドンガドンドドンガドン、その音に
吸い込まれる様に故郷の夏祭りを思い出しました。
祭りは、故郷を離れた者たちが帰るお盆に行われます。太鼓を載せた趣向を凝らした山車が練り歩きます。化粧した小さな子供がお父さんやお母さんに連れられ引き手になり、引かれた山車の上では大人に混ざり子供達が太鼓を鐘を鳴らします。
囃子の音は、山車が近づくにつれ大きくなり、目の前を通る時に絶頂をむかえます。同時に体を揺さぶる音の響きが伝わり迫力満点です。幾台も通り過ぎる頃には心も体も躍っています。
そんな夢心地につつまれ、いよいよ盆踊りの始まりです。
街中のメイン通りが舞台。お揃いの浴衣を着た地区、企業といった集まりや飛び入り参加の踊り子が輪になり、さぁ始まり始まり。
ぎこちない動きもすぐに軽やかに、そして笛と太鼓の音色に合った見事なおどりを披露してくれます。老いも若きも身を任せ、全てを忘れひと夜心を解き放す、なんとも楽しい夏のひと時です。
気だるさ残る中味わう爽快感、そんな夏祭りが大好きです。