中村ノリ選手の軌跡 | 生涯現役の中村ノリ選手を見守ろう

生涯現役の中村ノリ選手を見守ろう

ミスター赤ヘル、山本浩二監督率いるプレモル球団で現役続行となった生涯現役の中村ノリ選手を見守ろう

94年。
 あの13連勝を前にいずれもライオンズ戦で放った2本のサヨナラ打。
 その秋に達成したサイクル。
 97年。
 大石引退発表の日に叩き込んだ3発。
 98年。
 河本から打った通算100号逆転サヨナラ弾。
 00年。
 開幕4連敗の船出となった新監督に初勝利を届けたサヨナラ2ラン。
 無死満塁から真っ向勝負を選んだマリーンズ魂のエースにフルスイングで応えたグランドスラム。
 再三に亘る好守でアシストしたエルビラのノーヒッター。
 シドニーで、杉浦さんと流した涙。
 初の獲得となった2冠のタイトル。
 01年。
 死の恐怖を克服した盛田を3年ぶりの勝ち投手にした通算200号。
 ゴジラと競演した球宴3戦連発。
 松坂のカットボールを近鉄ファンが待つ右翼席へ運んだ伝説の一発。
 日本新56号がかかったローズとの勝負を避けたホークスバッテリーに、我が事のように憤った姿。
 劣勢の日本シリーズで、凄まじい弾道で突き刺した反撃のノロシ。
 悪夢が襲った池田小生徒達への慰問。
 02年。
 二塁打が出ればサイクルの場面で、ローズ敬遠後にぶちかましたオリックス戦の3ラン。
 日ハム戦で、三塁線の打球を鮮やかに処理して完成させた、バーグマンを救う三重殺。
 04年。
 キューバとの壮行試合で放った長嶋ジャパンチーム初アーチ。
 五輪本戦、高橋由伸起死回生の同点弾で追いついた台湾戦の延長10回に、サヨナラを呼び込む送りバントを成功させ、ベンチで仲間と交わしたハイタッチ。
 近鉄本拠地最終戦、試合前に叫んだ「今までありがとう!」
 05年。
 メジャー初打席を飾った右前安打。
 07年。
 開幕戦で立浪さんと並んだお立ち台。
 ドラゴンズに、名古屋の地に、53年ぶりのフラッグをもたらしたMVP。
 08年。
 吉見のプロ初完封を援護した右への2発。
 9回二死から金沢の夜空に架けたサヨナラアーチ。
 9月の広島市民球場、「ノリさん大好き!」という女性ファン達の歓声に照れていた表情。
 11年。
 そぼ降る雨を切り裂き、高く高く打ち上げたベイスターズ1号。
 12年。
 オールスタ一で斎藤佑樹を攻略した特大本塁打。
 13年。
 こどもの日に達成した金字塔。
 レジェンドからぶちこんだ400号と同級生右腕に白星を贈るサヨナラ安打。
 7/24、ナゴヤドームで試合前に「誕生日おめでとう」という少年に手を挙げて応えた姿。
 7点ビハインドをひっくり返した阪神戦のサヨナラヒット。
 14年。
 初セーブまでアウト一つに迫った状況でサッとマウンドへ歩み、新人右腕に一呼吸をつかせた振る舞い。
 横須賀での左前適時打。

 でも、僕の心に何より焼き付いているのは。
 右足靭帯を痛め、日常生活にも支障をきたしつつ、闘ったあの2003年。
「試合に出なくていい。ベンチにいてくれるだけでいい」
 そこまで中村紀洋を信頼した梨田さんと、そんな指揮官の熱い想いをどうしてもムゲに出来なかったキミ。

 もしあの時、休んで治療に専念していれば、その後の野球人生も……なんて、そんな問いかけは、しない。
 今はただただ、キミが見せてくれた不屈の闘志に。
 ありったけの感謝を伝える。それだけだ。
 
 キミが僕のヒーローだった。





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