先回はwebの光の話、今回は影の話を進める。
■webは、普及し過ぎて、もはや、奇策でもベンチャーツールでもない。
今や、どのHPを観ても「どこを切っても金太郎飴」で戦略性を感じられない。
急速に陳腐化していると感ぜざるを得ない。
■webが発明されて「こんなもの、どこの馬の骨がわからない!」と言っていた頃がある。
これをビジネスにした冒険野郎は確かにベンチャーである。
「大海原に100隻の船が漕ぎ出したら、そのうちの1隻だけが生き残り99隻は座礁したり大嵐にあって沈没したりの運命」がベンチャーである。
そんなリスキーな命知らずは、どこか発想が違う。
起業家(アントレプレナー)は夢がモチベーションの原動力であり、人が思いもかけない奇策で事業を起こす。
優秀な起業家が優秀な経営管理者(テクノクラート)とイコールではないことは良くある。
経営術に長けても、夢を見なくなった起業家はベンチャーではない。
webもすでに、一般化してベンチャーの手段ではなくなった。
■webビジネスは「直接売買」「店舗へ誘導」「広報PR」に期待が掛かる。
マーケティングの4P「プライス(価格)、プレース(流通)、プロダクト(製品)、プロモーション」で戦略的競争差別化を実現。
しかし、webの優れた伝播力がすぐに陳腐化させて価格ダンピングの蟻地獄に陥る。
閲覧者に「アッ!」と驚く衝撃的な印象を与えないと目の肥えたユーザーは微動だにしない。
ベンチャーを追い駆る大手の魔の手は、いつも直ぐ後ろに迫っている。
宿命である。
■大手が重厚長大であれば、ベンチャーは軽薄短小である。
しかし、それが強みでもあるはず。
やはり、織田信長の鉄砲が必要である。
輪廻を断ち切るには、流れを変えるには、思い切った発想の転換と実行力が必要である。
webがそれを実現する有効な一手になることは間違いない。
web+3dcgの融合を私は提案する。
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