”ニルスなでしこ”、年内最終試合で苦しみながらも勝利。
なでしこジャパン(女子日本代表)国際親善テストマッチ
三井住友海上・MS&ADカップ2025
(長崎ピース)
日本女子 3<1-0/2-0>0 カナダ女子
前半43分<日本>谷川
後半6分<日本>田中
後半23分<日本>藤野
初の外国人指導者、ニルス・ニールセンが就任した今シーズン。
初陣となったSheBelievesCupで3戦全勝、最終節で仇敵であるアメリカ女子を下し優勝を飾ったあとは、
その勢いどこ行った?と勘繰る位、結果が出ず、この男に託していいのか?と後悔していた。
不安だらけ出迎えた年内最終戦は、長崎スタジアムシティでの開催。
J2リーグ最終節&J3リーグ最終節での激闘をよそに、8364人を集めた。
普段はVファーレン長崎のホームスタジアムで、チケットがプラチナ化していることを考えたら、
長崎スタジアムシティで試合を観る機会のハードルが下がったな。
試合の方は、カナダに流れをつかまれそうになるが、辛抱強く守り、
前半終了間際にMF谷川が先制点を決めたころから、日本に流れが傾き、
前への圧をかけたことで、2ゴールを決め、守備にゆとりが出てきた。
結果として3-0のクリーンシート達成で年内最終戦を締めた。
世界ランキングでほぼ互角のカナダを打ち下したことは、
来年行われるAFC女子アジアカップに弾みがついたのではないでしょうか。
歌を忘れたカナリヤが、歌を取り戻すように。