「ブルータリスト」は、第2の「オッペンハイマー」になる! | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

「ブルータリスト」は、第2の「オッペンハイマー」になる!

【はじめに よいこのみなさんへ】

こんかい しょうかいするえいがは

えいりんの えらいおじちゃんたちから

あーる じゅうご ぷらす していの つうちをうけており

じゅうごさいみまんの よいこのみなさんがみるには てきしていないため

このえいがを ごらんになることができません。

ほうりつてきに おっけーなねんれいになってから

でぃーぶいでぃ ぶるーれい おんでまんどはいしんで みましょうね♪

 

 

3連休の2日目。

ワタクシは朝から行動し、TOHOシネマズ梅田別館で、「ブルータリスト」を鑑賞。

 

 

 

AMPASアカデミー賞(R)主演男優賞をもたらした「戦場のピアニスト」から23年。

エイドリアン・ブロディが再びユダヤ人の物語に挑んだのが、休憩時間含め3時間35分の長編映画。

打ちっぱなしのコンクリート、ガラスや石材をそのまま用いり、素材そのものをクローズアップした、

ブルータリズムに取りつかれたユダヤ人建築家の情熱と狂気を描く。

全編70㎜フィルムで撮影したのに、あえて左右をカットしたヨーロピアンビスタの世界と、

5.1chサラウンドステレオの音響で、3時間35分を感じさせなかったわ。

 

 

ハンガリー系ユダヤ人のラースロー・トートは、バウハウスで建築学を学んだ建築家。

ホロコーストを生き延び、妻と姪を残し、単身アメリカへ渡米。

知り合いの家具店でデザイナーとして働いていた。

そんなある日、書斎を大胆に改装したことが縁で、実業家ハリソンから、

ラースローの妻と姪の早期アメリカ移住と引き換えに、礼拝堂の設計と建築の依頼を受ける。

しかし、母国とは異なる文化とルールの中で、ラースローの描いたアメリカンドリームは、

予期せぬ困難と代償に直面していく。

 

この映画の構成は以下の通り。

 

ラースロー・トートの単身渡米から、礼拝堂の設計を受けるまでを描いた、1時間40分の第1部。

休憩15分(タイマー付き)

礼拝堂の建設が始まったものの、ラースローが理想と現実のはざまでもがき苦しむ、1時間40分の第2部。

 

観客の集中力を途切れさせないようバランスよく構成されてて、流石やなと感じたわ。

 

 

ブラディ・コーベット監督のこだわりが随所に光ってたわ。

見て損はない。

昨年の今頃、3時間の「オッペンハイマー」がAMPASアカデミー賞(R)を席巻したが、

この「ブルータリスト」は、第2の「オッペンハイマー」になるでしょうね。

(一部違うところは、「オッペンハイマー」が実話なのに対し、「ブルータリスト」はフィクション。)

それ故、TOHOシネマズで販売されているポップコーンを、奮発しパーティーパック(税込1000円)で購入。

Lサイズ2つ分で、2つのフレーバーをミックスさせることが可能ですが、ワシはあえて塩味+塩味で。

この手の長尺映画は、塩味のポップコーンで尿意を遅らせてくれる。

でもな、この映画、ル・シネマ渋谷宮下でも上映されているが、あそこの飲食売店、

Bunkamuraにあるフレンチカフェ&レストラン、カフェ・ドゥ・マゴ・パリのポップアップストアで、

一口サイズにアレンジしたタルトタタンや、プチキッシュしかねぇもんな~。

アート系ミニシアターはつらいよ。

 

これから、この「ブルータリスト」を見る方に忠告。

この映画は、第1部:1時間40分→休憩:15分→第2部:1時間40分の、合計3時間35分で構成されています。

鑑賞スケジュールは余裕をもって組む事と、飲食のペース分けを心がける事!

以上!