声を大にして言いたい。福田雄一はアクションコメディがよく似合う。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

声を大にして言いたい。福田雄一はアクションコメディがよく似合う。

TOHOシネマズなんば本館でのダブルヘッダー2本目は、

山﨑賢人主演の「アンダーニンジャ」

 

 

「聖☆おにいさん THE MOVIE」が記憶に新しい福田雄一監督が、早くも最新作をドロップ。

今回は映画化された「アイアムアヒーロー」で知られる花沢健吾が、

週刊ヤングマガジン(講談社)で現在も連載中の同名漫画を実写映画化。

今回のテーマは、現代社会に生きる・・・忍者で、

山﨑賢人が今回演じるのは、実力はあるのに、面倒くさい日常を送っている下忍で、

やるときゃやる系の主人公が活躍するのは、「HK 変態仮面」や「銀魂」に通じるものがある。

共演陣もクセスゴすぎ、作中のギャグもクセスゴすぎ、だが、アクションは増し増しで、

やっぱ福田雄一はアクションコメディが似合うってことを感じました。

 

日本古来から歴史の裏で暗躍していた忍者。

第2次世界大戦で敗戦し、マッカーサー元帥率いるGHQによって忍者組織は解体されたかと思われたが、

GHQの手を逃れた忍者は、約20万人、世界中で暗躍している。

雲隠九郎(山﨑賢人)も忍者組織「NIN」の忍者の1人で、

ランクは下忍と、仕事が来ず、ボロアパートで暇を持て余していた。

そんなある日、「NIN」の中忍、加藤(間宮祥太朗)が来て、

戦後70年以上地下に潜伏している「アンダーニンジャ」なる組織が、

かつて陸軍中野学校があった講談高校の地下で暗躍しており、野望を阻止するため、

24歳の九郎は講談高校に編入することに。

そこには編入試験で出会った野口彩花(浜辺美波)がいて、これを機に彩花は九郎を気にすることに。

その一方、「アンダーニンジャ」が、「NIN」の忍者を次々と襲う事件が。

 

「福田組の風神雷神」こと、佐藤二朗&ムロツヨシは相変わらずのクセスゴキャラで、

そのせいで一気に興ざめするかと思ったら、

現代社会に生きる忍者の世界を表現し、ハイスピードアクションで現代忍者らしい殺陣を実現。

おふざけ全開の「聖☆おにいさん THE MOVIE」とは打って変わった映画やったわ。