「E.T.」は日々進化している。
26日はTOHOシネマズなんば本館でダブルヘッダー。
まずは「スピルバーグIMAX映画祭『E.T.』」。
アメリカ映画史の歴史を次々と塗り替えた伝説の名匠、スティーブン・スピルバーグの代表作3作品。
「ジョーズ」「E.T.」「ジュラシックパーク」がIMAXフォーマット化。
その中から、ワシは「E.T.」をセレクト。
エリオット少年と300光年のかなたから来た未確認生物E.T.の交流を描いた、
1982年に公開された「E.T.」は、全世界で興行収入を次々と塗り替えた名作でありながら、
1988年までビデオ化を封印された名作で、
ワタクシは初めて「E.T.」を観たのは、ビデオのレンタルが解禁されるまで待ち、
映画館のスクリーンで観たのは、2002年に公開された「20周年アニバーサリー特別版」。
デジタルリマスタリング、合計約5分の未公開シーン追加、ILMのデジタルVFXによる”加筆修正”を施され、
より理想の「E.T.」になったんですが、
スピルバーグ監督曰く「子供の頃の思い出をぶち壊してしまった」と猛省し、封印することに。
今回は1982年公開のオリジナル版を、4Kレストア加工を施し、
IMAXフォーマットで上映できるようカスタマイズ。
1982年公開時の70㎜フォーマットのような感動に、IMAXという形でようやく巡り合えた。
映画館で見る「E.T.」は、感動の一言に尽きます。
公開スタイルの変化に合わせたことと、
リアタイで見た少年少女も、50代60代になり、
親、子、孫と揃って見れる映画にふさわしくなったことで、
「E.T.」はアップデートしてきたとな。