
「MSイグルー」から20年。こんなにハイクオリティなら実写も実現できるかも。
この3連休、土曜日と成人の日の月曜日は高校サッカー選手権に没頭しつつ、
ネットフリックスでコンテンツ満喫。
ネットフリックス・オリジナルアニメシリーズ「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」を視聴。
言わずと知れた日本が世界に誇るキラーコンテンツに成長した「機動戦士ガンダム」シリーズ。
バンダイナムコフィルムワークスのサンライズスタジオ部門と、ネットフリックスがタッグを組み、
完全3DCGで製作した全6話(約3時間)のミニシリーズ。
2004年~2006年までリリースされた、OVAシリーズ「MSイグルー」以来のフルCGアニメで、
アンリアルエンジン5導入による高速演算処理の進化により、実写と見分けがつかないハイクオリティ。
物語はジオン公国軍の視点で描かれており、1年戦争の開戦から11か月後、
地球連邦軍の新型モビルスーツ、RX-78-2、通称ガンダムと、
ホワイトベース隊の攻勢で、形勢逆転の様相を呈し、
ヨーロッパ戦線に派遣されたモビルスーツ部隊、レッドウルフ隊が逆襲に打って出るというもの。
これまでセルアニメで描かれた「機動戦士ガンダム」シリーズは10代、20代に向けられたのに対し、
ネットフリックスオリジナルシリーズの「復讐のレクイエム」は、
描写の生々しさや、ガンダムが「連邦の白い悪魔」感を出していることから、
推奨年齢16歳以上、映倫審査でいうところのR-15+指定相当。
いわばハイターゲットに向けて作られており、戦争の残酷さをより醸し出している。
「MSイグルー」の時は、YouTubeのガンダムチャンネルで無料配信されたとき、
キャラクターの顔がいまいちすぎて感情移入できなかったけど、
「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」で、
3DCGのセルルックで描かれたモビルスーツの動きを見て、ここまで進化したんだと唸り、
「復讐のレクイエム」を見て、あれだけハイクオリティなもの見せられたら、
「もう実写じゃん!いっそファーストガンダムをリブートして実写映画化して!」とツッコんじゃったわ。
「機動戦士ガンダム」の共同原作者&総監督の富野由悠季は、
頭の中で構想している「ヒミコヤマト」と並行し、生きてるうちに実写映画を撮りたい思いが強いので、
3DCGと実写で組み合わせた、新しい物語が出来るかもしれない。