
自閉スペクトラム症とネグレクト。
秋ドラマ。
今回はTBS系金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」を。
「夏目アラタの結婚」が記憶に新しい柳楽優弥のTBS系連続ドラマ初主演作は、
「おっさんずラブ」の徳尾浩司と、城戸賞準入賞を受賞した新鋭の一戸慶乃が共同で担当する、
オリジナル脚本のヒューマンサスペンス。
柳楽優弥が市役所勤務のしっかり者の兄、
「ふれる。」でアニメの声優に挑戦したことが記憶に新しい坂東龍汰が、自閉症持ちの弟を演じ、
弟の為に歩幅を合わせる生活を送ってきた兄弟のもとに、
謎の男の子が入ってきたことで、状況が一変してしまうというもの。
こんなヒリヒリしたTBS系金曜ドラマ、いしだ壱成が知的障害者を演じた「聖者の行進」以来やわ。
関東某所の一軒家に住む小森洸人(柳楽優弥)は、
自閉スペクトラム症持ちの弟・美路人(坂東龍汰)と二人暮らし。
両親を事故で早く亡くして以降、一緒の時間に起きて、朝食を食べ、
市役所の仕事を終えて、デザイン会社で働く美路人を迎えに行き、
定食屋の元店主・吉見寅吉(でんでん)の所で、週3回晩飯を食べるという、
弟の歩幅に合わせた生活を送っていた。
そんなある日、兄弟の生活を乱す出来事が。
小森家の前に、「ライオン」と名乗る男の子(佐藤大空)が突然転がり込んで、ここに住むと言い出してきた。
美路人は突然の出来事にリズムを大きく乱され、パニックになってしまう。
洸人は、ライオンから渡されたスマホに「じゃあ、あとはよろしく」と差出人不明のメッセージが届き、
脳裏にある人物の存在が浮かび上がってきた。
第1話から察して、「ライオン」の体にあざがあったこと、
18歳の時に消息不明になった洸人と美路人の異母姉弟の姉・愛生(尾野真千子)の存在、
山梨県警の所轄で起こった事件と、様々なところに張られた複数の糸がどうやって一本になるかが焦点。
このヒリヒリ展開、離脱者が出なければいいのですがねぇ・・・
前クールの「嗤うマトリョーシカ」、櫻井翔にドン引きした視聴者が多くいたからな。