
【KICK OFF!ピックアップ】秋春制に移行しても”県民ファースト”で。
YouTubeのJリーグ公式応援番組チャンネルで配信されている、
全国の「KICK OFF!」ブランド番組から、ワタクシが気になったことをピックアップしてお届けする、
「KICK OFF!ピックアップ!」。
今回は8月3日OA分の山形さくらんぼテレビ「KICK OFF!YAMAGATA」を取り上げる。
8日、モンテディオ山形からプレスリリースが。
現在のホームスタジアムであるNDソフトスタジアム山形(天童市)の老朽化に伴い、
臨場感のある球技専用スタジアムをNDソフトスタジアム山形の南側、
特設駐車場用の土地に建設、2028年に開場すると発表した。
スタジアムスペックは今年開場した金沢ゴーゴーカレースタジアムとほぼ同じで、
芝かぶりエリアをより充実させる一方、ビジターゴール裏がマジで狭い・・・。
その新スタジアムの話題で渦中に上がっているのが、2026年に施行されるJリーグの秋春制シーズン移行。
8月後半に開幕し、翌年1月にウィンターブレイクを置いて、6月中旬まで行う。
これにより、欧州主要リーグとのやり取りが活発になる、移籍交渉もスムーズにいく一方で、
酷暑の中での開幕や、積雪地帯での試合開催、学業スケジュールとのズレにデメリットがあると。
今回、現在のJリーグ(公益社団法人日本プロサッカーリーグ)チェアマンである野々村好和が来形し、
株式会社モンテディオ山形の相田健太郎代表取締役社長と対談を行い、
モンテディオ山形のサポーター100人にアンケートを敢行。
そのサポーターの意見の中で、コンサドーレ札幌での現役時代、
雪が残る札幌市の厚別陸上競技場での試合を多く経験しており、
寒気が残る試合に選手もサポーターも不自由を薄々感じていたこともあり、
このタイミングで思考を考えないと鎖国状態になると訴え、
その点で考えたら、モンテディオ山形の新スタジアムは秋春制移行に対応できる仕様にした方がいいと思う。
だって、現状の春冬制だと、夏場の梅雨時、ピッチがほぼ田んぼ状態でプレーを強いられ、
梅雨時でのJリーグ、多くのサポーターの足が遠のいているのが事実。
鹿島アントラーズのシーズンチケット保有者の中には、
天候次第で鹿島サッカースタジアムに足を運ぶのをためらうサポーターだっている。
特に6月から8月、梅雨と雷雨のシーズンにな。
最近の話だと、8月7日(水)に行われたJ1リーグの浦和レッズvs柏レイソル戦@埼玉スタジアムが、
埼玉県下を直撃した雷雨で試合中止、後日に順延したもんな。
埼玉スタジアムって、北南のゴール裏、屋根ついてないから、
秋春制移行反対派は、ずぶ濡れの中、落雷の中で試合を観ろと言うんですか?
秋春制移行反対派って、知能がサル以下やな(怒)
モンテディオ山形の新しいスタジアムは、積雪地帯であることを考慮した、いわば”県民ファースト”であるべき。
ピッチエリアは暗渠排水、湿田化した田んぼを、乾田化させるように、快適な状態で保つ。
観客席は屋根を付けたうえで、循環ファンを随所に設置し、快適な観戦に貢献する。
屋根に積もった雪は、屋根に取り付けられた電熱ヒーターで溶かして、貯水槽にため、
トイレの洗浄水やピッチエリアの散水に使用する。
屋根には太陽光発電パネルを設置して蓄電し、電熱ヒーターや循環ファンの電力として使う。
この”山形モデル”のスタジアムなら、積雪地帯でのスタジアム建設ラッシュが続くと思うね!