令和に復活した「キン肉マン」は、イケメンでした~!!!
夏アニメ。
今回は「キン肉マン 完璧超人始祖編」(CBC製作・TBS系/見放題配信はネットフリックスのみ)
1980年代、週刊少年ジャンプ(集英社)で連載され、
1983年、東映動画(現:東映アニメーション)の制作、日本テレビ系でテレビアニメ化され高視聴率を記録し、
カプセルトイ「キンケシ」は、現在のトレーディング文化の礎を作った、
ゆでたまごのオンリーワンな代表作「キン肉マン」。
人類を超越した超人たちが、プロレスで競い合うという、ごくシンプルなストーリーが展開され、
地球に捨てられたダメ超人、キン肉マンことキン肉スグルが、ライバルとの激闘を経て、成長する物語は、
週刊少年ジャンプのモットーである「友情、努力、勝利」を具現化し、多くの読者の心を鷲掴みにした。
キン肉スグルの息子、キン肉万太郎が活躍する「キン肉マンⅡ世」の連載がひと段落着いた後、
2011年11月より、キン肉星王位争奪編完結の続きから、
週刊プレイボーイ(集英社)、ニュースサイト「週プレNEWS」、漫画配信アプリ「少年ジャンプ+」で、
新シリーズの毎週連載が開始され、ファンを喜ばせた。
中部広域圏の系列局である中部日本放送製作、TBS系全国ネットで展開される今回は、
その新シリーズ、完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)編をアニメ化。
アニメーション制作を、「攻殻機動隊」で世界を震撼させたプロダクションI.G.。
「テニスの王子様」「ハイキュー!!」「黒子のバスケ」といったジャンプ作品を手掛けていて、
”東映版”より、よりスリリングな表現が出来ると見た!
(東映アニメーションも、一応製作委員会に参画してます。)
無論、キャストも一新され、キン肉スグルに宮野真守、
参謀役のミートに上坂すみれを筆頭に、主役を張れる声優陣が超人役を演じるのも興味深いし、
”東映版”でキン肉スグルを演じた神谷明が、スグルの父・キン肉真弓と、
キン肉バスターをはじめとする48の殺人技をスグルに叩き込んだプリンス・カメハメを演じるのも、
”東映版”へのリスペクトが込められている。
監督・さとう陽、シリーズ構成・深見真、キャラクターデザイン・丸藤広貴、音楽・高梨康治と、
”IG版”を制作するにあたり、最高の布陣をそろえた。
7日放送分は、”東映版”を見慣れたオールドファンの目と耳を慣れさせようと、
原作の第1話から、キン肉星王位争奪戦までを振り返りつつ、
自宅兼道場のキン肉ハウスで、仲間たちが見守る中、
キン肉スグル(CV:宮野真守)とテリーマン(CV:小野大輔)の、スパーリングを交えながら展開するんですが、
パーフェクト過ぎました!!!
簡略に言いますと、プロダクションI.G.が手掛けた「キン肉マン」・・・
キン肉スグルがイケメンでした!!!
他の超人たちも、丸藤広貴の手によるブラッシュアップで、魅力増し増しの増しでした!!!
もう眼福!
比較を申し上げますと、
東映動画が手掛けた”東映版”は、キャラクターに丸みがあった。
これは東映動画が手掛けた多くの作品に携わった森利夫が担当し、慣れからこうゆう絵柄になった。
原作漫画の連載初期は「ウルトラマン」の劣化パロディだったことを考慮したらこうなった。
そして、令和の”IG版”は、現在連載中の原作漫画の図柄を色濃く反映させたことと、
アニメ製作の完全デジタル化が、超人たちのイケメン化を促進させたと。
今のところ1クールは放送されますが、
(10月期は「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」の第2シリーズが放送される関係で。)
14日放送分より、正義超人、悪魔超人、完璧超人の三つ巴の戦いを通じ、
「どんな者にも、心に闘う理由がある!」を考えさせる内容になるでしょうね。
1クールじゃ収まり切れないので、もっと継続してほしいわ。
あ、そうそう、見放題配信はネットフリックスで、国内&海外独占。
TVerでの配信なし!
違法配信の餌食になっても知らんぞ!