「逃げ上手の若君」は”大河アニメ”というジャンルを開拓した。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

「逃げ上手の若君」は”大河アニメ”というジャンルを開拓した。

夏アニメ。

今回は「逃げ上手の若君」(TOKYO MX、MBSなど)

 

 

「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」の松井優征が、

2021年から週刊少年ジャンプ(集英社)で連載中の同作。

鎌倉時代から南北朝時代へと移行する時代に、鎌倉を追われた北条時行(1325-1353)が、

怪しげな諏訪の神官の手ほどきの下、壮大な”鬼ごっこ”を展開する、歴史スペクタクル。

「ワンダーエッグ・プライオリティ」「その着せ替え人形は恋をする」の山崎雄太が、初のTVシリーズ監督を務め、

シリーズ構成に「その着せ替え人形は恋をする」を手掛けた冨田頼子を起用。

キャラクターデザインが”アニポケ”シリーズで知られる西谷泰史を迎えた。

アニメーション制作はクローバーワークス。

 

元弘三年(1333年)。

鎌倉幕府執権の跡継ぎ、北条時行(CV:結川あさみ)は、争いを好まぬ平和主義者の少年。

この日もまた、武芸の稽古から抜け出し、逃げ出す始末。

そんな時行の前に、諏訪大社の神官、諏訪頼重(CV:中村悠一)と、巫女の雫(CV:矢野妃菜喜)が現れ、

予言を告げた。

その後に、足利尊氏(CV:小西克幸)の手で、鎌倉幕府が滅亡しようとは露知れず・・・。

 

タイトル通りの逃げ上手(笑)

この主人公、北条時行が逃げに逃げた後に鎌倉奪還を果たすんだよね。

サブキャラも濃い面々ばかりでクセがスゴい!

 

このアニメは、ドラマ面を強化した、いわば”大河アニメ”と言っても。

もう、ヘタウマ関係なく深夜アニメを作れば当たる時代は終焉を迎え、

こういったドラマ面を強化したものを作った方が支持を得られるってな。

今クールやって、「先輩はおとこのこ」だったり、テレ朝系”沼ニメーション”枠の「小市民」だったり、

「激突」編以降がテレビシリーズとして初再編された「銀河英雄伝説 Die Neue These」とな。

 

「逃げ上手の若君」、舞台が鎌倉ということもあり、湘南ベルマーレとのコラボ企画もあると思うね!

2024年5月、鎌倉市が正式にホームタウンに追加されたこともあり、ワンチャンあるんじゃね?