
このアニメ、放送して大丈夫か・・・?
夏アニメ。
今回は「2.5次元の誘惑」(MBS、TOKYO MXなど)
少年ジャンプ+(集英社)で連載中のコスプレ青春群像劇が原作。
監督が岡本英樹。
シリーズ構成が吉岡たかを。
この両名、美少女ものを得意としており、勝ったなと。
キャラクターデザインが「バクマン。」「ブルーピリオド」の下谷智之。
アニメーション制作が「バクマン。」も手掛けているJ.C.STUFF。
原作自体、漫画家を題材にした「バクマン。」に通じるものが多いから、
J.C.STUFFが手掛けるのは必然やったかもな。
部員が1人しかいない漫画研究部部長の奥村政宗(CV:榎木淳弥)は、
3次元の彼女には興味が無く、重症なほど2次元の彼女に萌えている。
彼が夢中になっているのが、「アシュフォード戦記」の守護天使、リリエル。
(っていうか、部員が1人しかないから、いつ廃部になっても可笑しくないよな。)
その漫画研究部に1人の新入生、天乃リリサ(CV:前田佳織里)が訪れた。
政宗ははじめは突っぱねたが、リリサのリリエルに対する半端ない愛情から(いい意味で)雲行きが怪しくなり、
リリサはある行動に出た。
それが・・・
再現度が高すぎる、リリエルの姿。
そう、天乃リリサは、コスプレが趣味で、漫画研究部に来たのも、そうゆう経緯から。
第1話を見て、やけにテンションたけーって思ったわ。
まるで「バクマン。」第1シリーズ第1話を思わせてしまったわ。
スタッフ流石!
しかも、リリサの着替えシーン、パンモロ!
第2話以降、お色気シーンがバンバンでるので、
「このアニメ、地上波で放送して大丈夫か・・・?」の不安がぬぐえないので、
ディレクターズカット版も作ってくんねぇかなと
それと、もう1つの意味で「このアニメ、地上波で放送して大丈夫か・・・?」という懸念材料が。
それは先にアニメ化されている「その着せ替え人形は恋をする」と設定が被っているということだが、
「その着せ替え人形は恋をする」は、
ひな人形職人を目指す男子生徒と、コスプレイヤーを目指すギャル女子生徒の二人三脚の物語。
一方「2.5次元の誘惑」は、
次第に漫画研究部がコスプレ部として、天乃リリサに乗っ取られ(笑)、
女子高生コスプレイヤーたちと、ヘタレ部長の青春群像劇ですからね。
方向性を明確にしたら、もめ事は少なくなるはずだ。