【KICK OFF!ピックアップ】公務員になっても「やっぱりサッカーが好き」
YouTubeのJリーグ公式応援番組チャンネルで配信されている、
全国の「KICK OFF!」ブランド番組から、ワタクシが気になったことをピックアップしてお届けする、
「KICK OFF!ピックアップ!」。
今回は6月17日放送の福井放送「KICK OFF!FUKUI」から。
北信越サッカーリーグ1部で戦う福井ユナイテッドの話題中心ですが、
”Jクラブなし県”ならではの企画もあります。
この日の放送は、福井県で開催された、全国自治体職員サッカー選手権の北信越大会に出場した、
大野市役所チームと、嶺北消防組合チームを紹介。
まずは、大野市役所チーム。
予選に向けた練習をしているんですが、正式な部員が5人しか集まらず、
地元の中学生たちの協力を得て、穴埋めしています。
唯一の期待は、福井県立勝山高校時代はサッカー部に所属していた嶋田紘也。
経験者ならではの気迫が伝わってきます。
やってきました6月8日、福井市フットボールセンターでの予選。
登録メンバーが8人しかいない・・・。
日本サッカー協会が定めたサッカー競技規則では、試合成立人数がGK含め1チーム7人で、
試合中に1人、レッドカードで退場した場合、試合不成立となり、0-3の不戦敗扱い。
すなわち、大野市役所チームは2人レッドカードが出たら不戦敗。
しかも、相手の新潟県庁チームは11人のフルメンバー。
8人vs11人。
勝負は見えてました。
0-11、大野市役所チーム惨敗です。
チームメイトは惨敗を喫したのに、きっちり割り切っていてて、現実を受け入れてくれました。
流石です。
一方の嶺北消防組合チームは、過去2回北信越大会を制しておりますが、
コロナ禍による救急活動優先で、大会の中止や出場自粛があり、大会には5年ぶりの出場。
メンバー全員気合入ってます。
石川県庁チームとの対戦は、先制点を獲得するも、後半猛攻に遭い1-2の逆転負け。
かなりのブランクはあったものの、職場のメンバー全員で楽しくサッカーを愉しんだ模様。
消防組合は団結力がカギ。
その団結力を高めようと、サッカーが役に立っているんだよね。
自治体職員のサッカー部は、職場のスキンシップに高く貢献しており、
仲間同士、仕事の話だとギクシャクして、なかなかコミュニケーションがとれないが、
サッカーをすることで、コミュニケーションが円滑になる。
また、試合に勝つというベクトルを共有することで、団結力が強まるからね。
高校のサッカー部、大学のサッカー部で汗を流したことがある職員にとっては、
「昔取った杵柄」の如くエンジョイし、「やっぱりサッカーが好き」と唸るってね。
全国の自治体の皆さん、職場でサッカー部立ち上げてみては?