【KICK OFF!ピックアップ】橙魂は受け継がれる。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

【KICK OFF!ピックアップ】橙魂は受け継がれる。

YouTubeのJリーグ公式応援番組チャンネルで配信されている、

全国の「KICK OFF!」ブランド番組から、ワタクシが気になったことをピックアップしてお届けする、

「KICK OFF!ピックアップ!」。

今回は5月26日OAの静岡第一テレビ「KICK OFF!SHIZUOKA」から。

 

 

Jリーグ静岡勢、絶好調である。

ジュビロ磐田は頼みのジャーメイン良が負傷離脱していますが、

「ジュビロはジャーメインだけじゃない!」と彼の穴を埋めようと他の攻撃陣が奮起しています。

アスルクラロ沼津はJ2昇格プレーオフ圏内で好調キープ。

藤枝MYFCは中位に落ちてますが、チームの哲学が定着し、面白いサッカーを見せております。

そして、清水エスパルスは、昨年のリベンジを果たそうと言わんばかりにJ2リーグで首位快走。

ジュビロ磐田と清水エスパルスが揃ってJ2降格(2022年)した際、

サッカー王国静岡が崩壊するんじゃと危機感を抱いていたが、

「男子、三日会わざれば、刮目して見よ」を形にしていて、本当によかったと。

 

この日の放送では、J2で首位を快走中の清水エスパルスの新旧エースストライカー対談が実現。

2015年~2021年まで清水エスパルスに在籍していた元北朝鮮代表FWのチョン・テセが、

チーム首位の原動力であるFW北川航也と対談。

今シーズン、チアゴ・サンタナが浦和レッズに完全移籍したものの、

FW北川はキャプテンマークを巻き、チームメイトを鼓舞。

昨年のJ1昇格プレーオフで、東京ヴェルディにJ1昇格の切符を取られた悔しさから、

精神的に強くなり、次第に”勝者のメンタリティ”が付いたみたい。

チョン・テセ自身も2017年で、キャプテンマークを巻き、チームメイトに奮闘を促したように、

自分のゴールより、チームの勝利第一に考えるようになった。

これこそが清水エスパルスに脈々と流れている橙魂ではないでしょうか。

 

清水エスパルスのJ1復帰は、北川航也の肩にかかっている。

現在、静岡市清水区のENEOS石油プラント跡地に新スタジアムの構想が上がっており、

(だが、津波災害警戒区域だったり、土中に有害物質が混ざっていたりと、前途多難・・・)

清水エスパルスの成績をなんとか形にして、新スタジアム建設を実現してほしいものだ。