今季初の2点差勝利!で、一番気になったのは、川崎が6人交代。
明治安田J1リーグ2024
第15節
(パナソニック吹田/あめ一時くもり/24754人)
ガンバ大阪 3<1-1/2-0>1 川崎フロンターレ
前半26分<川崎F>瀬川
前半28分<G大阪>中谷※移籍初ゴール
後半25分<G大阪>福岡※J1初ゴール
後半36分<G大阪>倉田
小雨の中、梅田から電車を乗り継ぎ、万博記念公園駅へ行き、パナソニックスタジアム吹田へ。
この日は昨年に続いての、正式に新マスコットに就いたモフレムをフューチャーした「モフレムデー」。
昨年の「モフレムデー」は勝てないチーム状況に、ホームゴール裏がキレて、応援ボイコットを敷いたのに、
チャントが自然発生し、応援が分裂状態に陥った。
だが、今シーズンのガンバ大阪は、守備を再編成したことで、昨年とは一転して最少失点数ペース。
期待できると思ったらどっこい、相手が相手だから。
そう、この日の対戦相手は川崎フロンターレ。
先日、ジーコに次ぐ歴代2位の年長ハットトリックを果たした元フランス代表ゴミスがいるが、話は別。
ポヤトスサッカーを具現化できる山本悠樹が、サポーターを裏切る形で今年川崎フロンターレに移籍。
是が非でもぶっしたい。
さ~て~、どうやってそうかな~♪
と思ったら、鬼木達監督の期待に応える働きが出来ず、5試合連続でベンチ外。
逃げたな、フライドチキンになれないフニャフニャチキン野郎っ!!!
今シーズン、クリーンシート率が高いガンバ大阪を警戒してか、
川崎フロンターレはボールと人を動かす戦術でガンバ大阪を翻弄。
この甲斐もあってか、川崎フロンターレのDF瀬川が先制するも、
ガンバ大阪は、FW宇佐美の蹴ったフリーキックに、DF中谷が反応し移籍初ゴール。
お前ここまでオーバーラップしたんかい!とツッコんじゃったわ。
この後、MFラヴィ&MF鈴木がセカンドボールを拾いチャンスにつなげる場面が多く見られ、
後半25分、DF福岡がFW宇佐美の蹴ったコーナーキックに反応し頭で決めた。
DF福岡はJ1初ゴールを決め、J3の福島ユナイテッド時代、J2の栃木SC時代に続き、
Jリーグの3つのカテゴリーでゴールを決めた偉業を達成。
この後、途中出場のMF倉田も決め、今季初の2点差勝利を飾った。
またしても勝ち点3、わしわしMAXやで!
ワタクシが思う、この試合のターニングポイントは2つ。
①守備陣を前にたじろぐのなら、セットプレーで。
この日の川崎フロンターレは守備が実に安定していて、チャンスを生み出すことができない。
だったら、セットプレーでチャンスの機会を生み出せばいいと、
FW宇佐美が蹴ったセットプレーで、DF中谷の移籍初ゴールと、DF福岡のJ1初ゴールを生み出した。
攻撃陣がチャンスを活かせなかったから、センターバック陣に余計な負担がかかるんだよね。
②瀬川の脳震盪交代。
川崎フロンターレのDF瀬川が第12節のvsアビスパ福岡戦以来に先発起用したことに応え、
ガンバ大阪の出鼻をくじく先制弾を決め、鬼木達監督はニンマリだったが、
この後、味方であるDFマルシーニョの勢い余ったエルボーが頭部を直撃し、瀬川ダウン。
メディカルスタッフが急遽駆け付け、眼の焦点が合ってなかったため脳震盪の疑いと判断され、
急遽DFファンウェルメスケルケンがスクランブル出場したことで、鬼木達監督の青写真に狂いが出た。
ここで焦点になるのが、交代人数。
コロナ禍以降、交代枠は最大5人まで、ハーフタイム以外の交代回数は最大3回まで。
だが、脳震盪の疑いがある場合、これとは別に、両クラブ最大1名まで認められ、
交代回数にはカウントされない。
チームが「脳震盪による交代」を「通常の」交代に合わせて行った場合、
1回の「通常の」交代としてカウントされる。
即ち、瀬川は脳震盪の疑いで、ファンウェルメスケルケンと交代したため、「脳震盪交代」扱いされ、
この後、「通常」の交代枠5人フル活用した。
川崎フロンターレにとっては、想定外の事態によって敗北を喫した。
チームの指揮官は、勝利の青写真を描くだけでなく、常に最悪のケースを想定した方がいい。
アクシデントは、想像の斜め上で起こるからな。
さて、次は東京遠征。
既に6月1日(土)のvs湘南ベルマーレ戦のチケット入手済みだ。
レモンガススタジアム平塚(平塚競技場)初見参やで!