Jリーグ”沼はまり”は、”ロードムービー”的視点で。
今年のゴールデンウィークにおけるJリーグの観客動員で、
5月3日(金)に行われたJ1、J2、J3各10試合、計30試合の総入場者数が381296人と、
2008年12月6日、オズワルド・オリヴェイラ体制の鹿島アントラーズがJ1リーグ2連覇を達成し、
ジェフユナイテッド千葉が奇跡のJ1残留を果たした312191人(J1:9試合/J2:7試合)を塗り替え、
新記録を樹立。
5月6日(月)に行われたJ1、J2、J3各10試合、計30試合の総入場者数も、299755人と歴代3位となり、
4月27日(土)~5月6日(月)のゴールデンウイーク期間中、1002664人を動員。
コロナ禍が過ぎて、収容率100%での試合運営が再開され、
Jリーグも昨年の開幕期&春休み、ゴールデンウイーク、夏休み期間の無料招待施策で、
応募に必要なJリーグID登録者が急増し、リーグのデジタルマーケティングが功を奏したと言っても。
ワタクシも、5月3日(金)に、奈良クラブvsFC今治戦に”密航”し、
5月6日(月)に、ガンバ大阪vsセレッソ大阪の”大阪ダービー”を生観戦し、観客動員に貢献したことに感慨。
それを踏まえ、Xのツイートでこんなのを見つけた。
職場で言われる。まあ嫌味だ。
— すーさん 𝕤𝕦 𝕤𝕒𝕟 (@tochigi_susan) April 29, 2021
「J2の試合観てなにが良いの?」
J1じゃなくても、スタジアム楽しいの知らないんだな。遠征ワクワクするの知らないんだな。
J1昇格に夢を見て、J3降格に脅かされて、とんでもなく面白いカテゴリなんだけれど。それ知らないんだな。もったいない。
確かに、同情したくなる気があるわ。
昨年より始まったJリーグ監修のサッカー情報番組「KICK OFF!」が30の道・県・地域でスタートしたことで、
(ほか、「サタデーナイトJ」や「マンデーフットボール みんなのJ」もJリーグが監修参加している。)
自分が生まれ育った土地にJリーグのクラブの存在を知り、
”沼はまり”して、”推し活”に精進するようになったんだよね。
これから夏休み期間と、優勝争い&残留争いで更なる観客動員の新記録が期待されるということで、
新規サポーターを増やすキーワードは”ロードムービー”で、
↓の奈良クラブのサポーターのnoteを読んでほしい。
J1はともかく、J2やJ3もJリーグ。
小さな町、大きな町、全国津々浦々にJクラブはあり、そこの選手はその町のヒーローなのだ。
自分の町の推しクラブを定点観測することで、ロードムービー的な面白さがあるということを。
自分の町の推しクラブの選手やチームにストーリーがあるように、相手チームにもストーリーがある。
もっというと、そのサポーターたち一人一人にもストーリーがあり、お互い痩せ我慢と意地の張り合いをする。
この光景は、なかなかに美しいものだと感じる。
その魅力を知らないなんて、かえってもったいないんだよね。
あんたの人生、それでいいと思ってんの?
迷わず行けよ、行けばわかるさ!