なお、主人公たちのやっている行為、ほとんど犯罪です。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

なお、主人公たちのやっている行為、ほとんど犯罪です。

春アニメ。

今回は「喧嘩独学」(フジテレビ系・+Ultra枠)

 

 

エッジの利いたアニメ枠・+Ultraより新たに放たれるのは、

パク・テジュン率いるPTJカートゥーンカンパニー原作、金正賢作画による、

日本ではローカライズされ、LINEマンガで連載中の、韓国発のウェブ漫画のアニメ化。

スクールカースト最底辺のいじめられっ子が、動画配信で下剋上を狙うという、

下手すれば犯罪の青春群像劇です。

アニメ版は、タカラトミーの”神アイドル”シリーズで知られる菱田正和が監督を務め、

「青の祓魔師」「約束のネバーランド」の大野俊哉が全話脚本を担当。

菱田正和監督とは、

1月期の「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。」で組んだ、

オクルトノボルがアニメーション制作を手掛けます。

 

超貧乏な家庭で生まれ育ったうえに、母親が癌で闘病中の高校生、志村光太(CV:丹羽哲士)は、

不良のハマケン(CV:武内駿輔)や、ハマケンについている金魚のフン、金子亨(CV:岡本信彦)から、

執拗にいじめられていた、スクールカーストの最底辺。

母親の入院費を稼ぐために、バイト漬けの日々を送る。

そんなある日、亨は、ハマケンが配信で稼いでいることを知り、

光太の母親のネットのアカウントと口座を差し押さえられ、ゲーム実況チャンネルを開設してしまう。

記念すべき初配信の日、光太は夜食として辛ラーメン(韓国の国民的インスタントラーメン)を作らされ、

亨はネットゲームでいよいよフィニッシュというところで、光太、コードに足を引っかけ躓き、

その反動で、ゲーミングPCがプツン。

亨が振り向けば、アッツアツな辛ラーメン、顔射。

キレた亨は、光太を足蹴りしながら「そんなんだから、お前の母親が癌になるんだよ!!!」と暴言を吐き、

その暴言に、光太は一心不乱に・・・

 

アッパーカットを亨のあごに一撃でさく裂。

 

その殴り合い、ゲーミングPCは電源が落ちても、モニターカメラの電源は生きており、

その一部始終が、全世界に配信されバズってしまう。

そこから、スクールカースト最底辺高校生の下剋上が始まった。

 

キャラクターの顔芸がマジ強烈過ぎて、こいつらやがて、顔面筋肉麻痺起こすんじゃね?と心配しちゃう。

いじめられっ子が、自分をいじめた人間に立ち向かうのは、少年漫画の王道ですが、

その一部始終を動画配信しちゃうのは、下手したらアカウントがBANされるどころか、警察が出動しちゃうレベル。

一番のMVPは、金子亨役の岡本信彦。

大口叩きなのに、本性がシャバいキャラに思わず噴いてもうたわ。

原作漫画が、全世界で20億回読まれており、韓国の漫画はやがて日本を追い越すという危機感を感じたわ。

日本の漫画も、もっとしっかりせぇよ!

 

なお、作中の登場人物の行為のほとんどは犯罪です。

解っている時点で、傷害、侮辱、名誉棄損、信用棄損、窃盗、脅迫、

不正アクセス禁止法違反、犯罪収益移転防止法違反・・・

作品はフィクションですが、社会に反する行為は絶対に手を出さないようにしましょう。