オッドアイの不良が、この街の防風鈴になる! | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

オッドアイの不良が、この街の防風鈴になる!

春アニメ。

今回は「WIND BREAKER」(MBS・TBS系)。

 

 

毎週金曜に放送されていたMBS発TBS系28局ネットの深夜の”スーパーアニメイズム”枠が、

毎週木曜23時56分からの、TBS発30分とのセットで、”スーパーアニメイズムTURBO”としてお引越し。

その第1弾が、講談社の漫画配信アプリ・マガジンポケットで連載されている、にいさとるの新感覚不良漫画。

講談社と言えば、「ビーバップハイスクール」に代表される不良漫画に名作が多く、

「東京リベンジャーズ」が記憶に新しい中、不良漫画のニューウェーブが、

「マギ」の赤井俊文監督、Clover Worksの制作でアニメ化。

主人公が、半分銀髪、オッドアイっていうのも面白い。

 

中学を卒業したばかりの、桜遥(CV:内田雄馬)は、

半分銀髪、オッドアイであるが故、他者に拒絶され、常に孤立していた。

ケンカで腕っぷしをあげることが唯一の存在証明である彼は、

ケンカでてっぺんを獲るため、偏差値ド底辺の超不良校・風鈴高校に入学。

風鈴高校近くの商店街で、「喫茶ポトス」でバイトをしている橘ことは(CV:長谷川育美)を助けたが、

ことはは「あんたはてっぺんになれない」とダメ出しされてしまう。

その「あんたはてっぺんになれない」理由を、遥は目撃してしまう。

今の風鈴高校、”防風鈴”と名乗り、商店街の自警活動に精を出しているのだ。

 

最強の不良軍団が街のために戦うという、清水次郎長一派を思わせる展開で、

「本物の不良は弱者にやさしく、強者に抗う。」の一番わかりやすい例やな。

アクション描写がスピーディーなのも唸る。