【KICK OFF!ピックアップ】遠藤保仁が願っているもの。心からサッカーを愉しむこと。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

【KICK OFF!ピックアップ】遠藤保仁が願っているもの。心からサッカーを愉しむこと。

YouTubeのJリーグ公式応援番組チャンネルで配信されている、

全国の「KICK OFF!」ブランド番組から、ワタクシが気になったことをピックアップしてお届けする、

「KICK OFF!ピックアップ!」。

今回は、かなり関心を集めた、24日OAの毎日放送製作「KICK OFF!KANSAI」から。

 

 

この日の放送は、代表ウィークにつき、J1リーグはお休みなので、

1月に現役を引退し、ガンバ大阪のコーチに就任した元日本代表MF遠藤保仁が登場。

昨年、現役を引退した元日本代表MF中村俊輔との、司令塔同士によるスペシャル対談が放送。

遠藤保仁が話したこと。

◆電撃引退の真相。

ジュビロ磐田の藤田俊哉(元日本代表MF)スポーツダイレクターとの会談の席で、

「今シーズンまでかな」とこぼしたことから、最終的に「99%(現役を)辞めます」と。

◆若手に引導を渡した”J2静岡ダービー”。

昨年のJ2リーグ第38節、IAIスタジアム日本平で行われた、清水エスパルスとの”静岡ダービー”。

若手の躍進からはじかれる格好で、交代要員、あるいはベンチ外が続き、この日は途中出場。

得意のセットプレーから攻撃を仕掛けるものの、清水エスパルスのディフェンスに阻まれた。

事実上、これが現役最後の試合に。

◆中村俊輔引退試合。

パナソニックスタジアム吹田での橋本英郎引退試合の翌日にも、

遠藤保仁はニッパツ三ツ沢球技場での中村俊輔引退試合に出場。

事実上中1日の強行スケジュールで、「俊(中村俊輔)の引退試合が、俺の引退試合」と含み笑い。

◆中村俊輔から見た遠藤保仁。遠藤保仁から見た中村俊輔。

中村俊輔は遠藤保仁を「自分の居場所を見つけてプレーするタイプ」「マイペース」と評価し、

代表で中村俊輔の背中を見てプレーしていた遠藤保仁は、「ちゃんとやれよ!」と叱責することも。

 

今回、配信分で語った部分はここまででしたが、25日に関西ローカルで放送された、

「KICK OFF!KANSAI」のスピンオフ特番として、「遠藤保仁引退特番」が放送され、

中村俊輔との対談の続きが放送されました。

その中で、遠藤保仁は、自ら引退を決めた理由として・・・

「夏場の暑さが厳しい」

「指導者になりたい」

「現代サッカーに飽きた」

で、自分のプレースタイルに限界を感じて身を引いた。

自分の見解ですが、元日本代表MF中田英寿が、

2006年のFIFAワールドカップ(TM)終了後に、電撃的に引退を表明した理由とほぼ同じで、

心からサッカーを愉しめなくなったら、おしまいだなと感じました。

現代でも、偽9番だの、5レーンだのと、オールドファンからしたら「はぁ?」なことばかりだし、

欧州主要リーグのビッグクラブの多くが、資金の潤沢さで勝負するようになったことで、

「FOOTBALL IS DEAD」状態だもんな。

 

レスリングでも、上半身の技術で戦う「グレコローマン」と、

全身の技術で戦う「フリースタイル」と分けられているように、

サッカーも、近代戦術で戦う「モダン」と、

遠藤保仁が心からサッカーを愉しめられる「クラシカル」に分けた方がいいと思う。

 

「遠藤保仁引退特番」では他にも、

MBS製作・TBS系全国ネットで放送中の「情熱大陸」からの秘蔵VTRが取り上げられたり、

(番組ナレーションが、窪田等なのも、そうゆう経緯から。)

現役最後の住処であるジュビロ磐田時代、単身赴任で借りた賃貸マンションを訪れたり、

堺市の「ソフィア堺 プラネタリウム」で想いを語ったりと中身が充実。

Jリーグと、日本サッカー協会の協力で、映像ソフト化してほしいくらいやわ。

TVerでは4月1日(月)まで視聴可能ですが、権利の関係上、一部パートはカットされています。

DAZNでは、ここだけの収録として松井大輔との対談を加えた特別編を3ヶ月限定で無料配信します。

お見逃しなく!