亜流ゾンビドラマ、完結と銘打ってんのに・・・。
3連休の最終日。
ワタクシはイオンシネマ四条畷まで、竹内涼真主演の「君と世界が終わる日に FINAL」を観てきた。
なんでわざわざ四条畷まで赴いたかというと、
大阪市内の上映館、聴覚障害者向けの日本語字幕付き上映しか上映してなかったんで、
ワタクシの都合も考慮し、通常上映回を探した結果が、四条畷でした。
しかも、イオンシネマは毎週月曜日、1100円均一でして・・・
(但し、大日をはじめとする一部のイオンシネマ除く。)
2021年1月期の日テレ系”日10”枠で1stシーズンが放送され、
それ以降の3シーズンを、日テレの動画サブスクサービス・Huluで配信した、
日テレとHulu(HJホールディングス)の共同製作ドラマ。
日本初のゾンビアクションドラマとして銘打ったものの、「ウォーキング・デッド」の亜流に引いた。
そのせいで、シーズン2は金曜ロードショー枠で放送された特別編集版をかじった程度で、
シーズン3と4は未視聴。
TVシリーズを簡単に言うなら、
【シーズン1】
物語は2019年、三浦半島の三浦市から始まる。
まっすぐな性格の自動車整備士、間宮響(竹内涼真)は、
仕事を終わったら同棲中の恋人・小笠原来美(中条あやみ)にプロポーズをしようとした日、
トンネルの崩落事故に巻き込まれてしまい、数日後辛うじて脱出したものの、
目の前にいたのは、生き血を求めて人間を喰らう、ゾンビ、ゾンビ、ゾンビの山だった!
響は来美をさがして、神奈川県内をさまようことに。
【シーズン2】
コミュニティを形成していた「希望の家」で起こる内部ゲバルトと、迫る来美のゾンビ化。
【シーズン3】
宗教団体「光の紋章」を率いるワンティ-ティ(玉山鉄二)の正体と、敵対する「X」の対決。
しかも、「X」のリーダーの正体が・・・。
【シーズン4】
刑務所を拠点としたコミュニティで起こった血で血を洗う抗争。
「FINAL」へとつながる物語。
そして今回は、竹内涼真とは”新世紀仮面ライダーシリーズ”の後輩である高橋文哉が今回の”相棒”を務め、
若いタレント総動員で挑みます。
シリーズを通じて世界観を構築してきた丑尾健太郎と菅原伸太郎が、それぞれ脚本と監督を務めます。
(このドラマを「ウォーキング・デッド」の亜流にしたのは、こいつらのせい。)
物語はシーズン4から続いており、
ツインタワーで形成される希望の塔・ユートピアで、
ワクチンを開発する上層階の有能な人材側と、ワクチンを奪おうとする地下の卑しい人間側の間で、
血で血を洗う抗争と、ドロドロの人間模様が展開されます。
(しかも、ワクチンの実験体になった研究員が、竹内涼真の”先輩”だったことに噴いた!)
そして、間宮響に最期の時が・・・
正直、映画単体でも楽しめますが、やっぱTVシリーズ見ないとついてゆけない感が否めず、
同業他社に後れを取られているHuluが社運を賭けたプロジェクトなのに、落としどころが悪かったな。
しかも、特撮ヲタに媚びたキャスティングはどうよ?!って思ったし、
映画で完結するかと思ったら、ユートピアのもう一つの塔で展開されるTVシリーズの新シリーズがって・・・
立派な詐欺じゃん。
そうゆうずる賢いことをするから叩かれるんだよ、三上絵里子君!