「VIVANT」のせいで、インフレ起こってます。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

「VIVANT」のせいで、インフレ起こってます。

冬ドラマ。

今回はTBS系日曜劇場枠「さよならマエストロ」。

 

 

ここ近年、映画づいている西島秀俊が、久々に連続ドラマで座長務めます。

今回は、大島里美によるオリジナル脚本で、音楽しか取り柄が無かったがゆえに、

芦田愛菜演じる娘と仲が険悪となった元指揮者を演じます。

元指揮者を演じるうえで、本作の劇伴を手掛ける菅野祐悟から、

クラシック音楽に関するレクチャーを受け万全の態勢で本作に挑みます。

 

音楽の都、オーストリアのウィーンで指揮者の夏目俊平(西島秀俊)は、

地元で名高い交響楽団のタクトを振るった頃、娘の夏目響(芦田愛菜)にアクシデントが降りかかった。

それが原因で、家族は去り、妻・夏目志帆(石田ゆり子)の実家がある静岡県晴見市(架空)に移り、

俊平は指揮者をやめて、一人オーストリアに残り、ウィーンの音楽大学の職員に就いていた。

5年ぶりに志帆から連絡が入り、日本に帰国後、結婚で休業していた画業を再開し、仕事でフランスに行くため、

子供の世話のため、20年ぶりに日本に帰国することに。

 

20年ぶりに日本に帰国した俊平は、晴見市の妻型の実家に行くことになるが、響との関係は最悪。

長男の海(大西利空)を含めた、父子3人の気まずい生活が始まった。

翌朝、市役所観光課の古谷(玉山鉄二)が俊平のもとを訪れ、助成打ち切りで存続の危機にあっている、

市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの指揮者を務めてほしいと願ったが・・・

 

ぶっちゃけ・・・7月期の「VIVANT」がスゴすぎたが故に、日曜劇場枠でインフレ起こってんなと。

福澤克雄が映像作家生命、テレビマン生命を賭け、全精力をつぎ込んだ「VIVANT」が、

地上波民放のテレビドラマとは思えないスケールで、至る所で反響を巻き起こしたせいで、

10月期の「下剋上球児」が尻ずぼみ気味になったよな。

どうやら、1月期の「さよならマエストロ」も、インフレの餌食に遭っちゃうんじゃないかなと。

西島秀俊を座長に起用してもコレか!なのがオチやわ。