「ラーゼフォン」から22年。出渕裕×BONESが紡ぐ新たな世界。
冬アニメ。
今回は「メタリックルージュ」(フジテレビ系”+Ultra”枠)
「交響詩篇エウレカセブン」「僕のヒーローアカデミア」で知られる、
南雅彦代表のアニメーション制作会社・ボンズの最新作は、
ボンズの名を轟かせた「ラーゼフォン」(2002年1月期)以来22年ぶりに、出渕裕とタッグを組んだ意欲作。
人間と人造人間が混在する未来の火星を舞台にした、SFアニメに、百合要素を盛り込んだ作品。
出渕裕は総監修とシリーズ構成(根元歳三と共同)を担当し、
監督は同じ”+Ultra”枠で放送された「キャロル&チューズデイ」の堀元宣。
キャラクターデザインは「カウボーイビバップ」「血界戦線」の川元利浩。
グラディエーターデザインは竹谷隆之と篠原保が担当し、
劇伴や主題歌も豪華な面子揃い。
2128年の火星。
人気歌手のサラ・フィッツジェラルド(CV:嶋村侑)襲撃事件から、
人造人間のルジュ(CV:宮本侑芽)と、政府機関・真理部の特務捜査官・ナオミ(CV:黒沢ともよ)は、
利害関係が一致し、政府に敵対する9人の人造人間の殺害の任務にあたることに。
ルジュが戦闘形態にデイフォルム(変身)する過程や、
戦闘形態の人造人間同士の戦いは、3DCGモデリングがより進化してんな~と唸っちゃったわ。
名作「ラーゼフォン」を生み出したボンズと出渕裕なら、いい作品が出来ると信じてる。
ボンズは、社名の由来となった「骨のあるアニメを作る」使命を背負っているからね。