講談社って、自社コンテンツの売り方が下手とちゃいますか? | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

講談社って、自社コンテンツの売り方が下手とちゃいますか?

冬アニメ。

初陣をきるのは「ぽんのみち」(MBS・TBS系)

 

 

このアニメは広島県尾道市を舞台に、女子高生たちが麻雀に打ち込むという、

講談社とDMMが主導して進めるオリジナルアニメプロジェクトで、

「五等分の花嫁」「戦隊大失格」の春場ねぎがキャラクター原案を担当し、

「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」「波よ聞いてくれ」の南川達馬が監督と全話脚本を担当。

アニメーション制作はOLM・チームイノウエ。

講談社の少女漫画誌、なかよしで麻雀カードセットが付録についてたことが話題になったが、

役の説明で大チョンボをかましてしまい大丈夫か・・・?と。

 

広島県尾道市。

海岸沿いに住んでいる十返舎なしこ(CV:前田佳織里)は、

自分の部屋で騒ぎ過ぎたことが原因で母親から叩き出され、自由に遊べる場所を失ってしまう。

ふてくされモードになったなしこは、母親から電話で、

昔、父親が経営していた、かつての雀荘を片付ける代わりに、そこをつかってもいいと。

そこでなしこは、友達の河東ぱい(CV:佐伯香織)、徳富詩織(CV:若林詩音)を呼び出して、

元雀荘に赴いたが、自動雀卓から謎の雀・チョンボ(CV:大塚明夫)が現れ・・・!

 

何か麻雀題材だと、過去に「咲」(小林立/スクウェアエニックス・ヤングガンガン)があったが、

「咲」は手慣れした少女たちの真剣勝負に対し、

「ぽんのみち」は、全くのド素人であるなしこが、友達と共にゆる~く麻雀をたしなむというもの。

こうゆうゆるゆる加減がええけどな。

 

今回講談社が「ぽんのみち」に力を入れているには理由がある。

それは、集英社に差をつけられっぱなしの状況を何とかしようと、自社コンテンツの売り込み方の向上が目的。

商売敵である集英社はジャンプブランドという強力な鉾を擁し、

「ワンピース」、「鬼滅の刃」、「呪術廻戦」、「キングダム」、「SPY×FAMILY」といった、

自社生え抜きコンテンツの作品が、社会現象レベルまで巻き起こしており、

「ドラゴンボール」、「NARUTO」、「キャプテン翼」は、日本国内だけでなく海外にもファンが多い。

その状況を察したら、「AKIRA」や「攻殻機動隊」がコマく感じたというより、

講談社を代表するコンテンツは、大半が他社からの引き抜きや、

(「AKIRA」の大友克洋や、「攻殻機動隊」の士郎正宗は、元々格下他社からの引き抜き。)

ディズニーや「プリキュア」シリーズ、今でいうところの「ちいかわ」といったタイアップが多く、

自社生え抜き?知らん。なのがオチ。

事実、「進撃の巨人」の約10年間の経済波及効果が、一瞬にして「鬼滅の刃」から凌駕されたり、

「東京リベンジャーズ」の経済波及効果が、「呪術廻戦」の経済波及効果と雲泥の差、

「五等分の花嫁」の劇場版の興行収入が、「ONE PIECE FILM RED」の4分の1だもんな(笑)

ひょっとして、講談社って、自社コンテンツの売り方が下手くそとちゃいますか?(嘲笑)

講談社の創業者一族である野間清治家が、

集英社(と親会社の小学館)の創業者一族である相賀武夫家を心から恨んでいるのがよくわかる(笑)

そこで「ぽんのみち」は、社運を賭けたオリジナルコンテンツとして力を入れているのがわかるわ。

ここでコケたら大恥。