”荒れた天皇杯”を象徴するようなスコアレスドローからのPK戦突入。
天皇杯 第103回全日本サッカー選手権
決勝
(国立競技場/はれ/62837人)
川崎フロンターレ(J1・神奈川) 0<0-0/0-0>0 柏レイソル(J1・千葉)
※前後半45分終了時点で同点のため、前後半15分の延長戦を開催
<延長戦>
川崎フロンターレ(J1・神奈川) 0<0-0/0-0>0 柏レイソル
<PK戦>
川崎フロンターレ 8-7 柏レイソル
※川崎フロンターレ、3年ぶり2度目の優勝。
※川崎フロンターレは来年2月開催の富士フイルム(BI)スーパーカップでヴィッセル神戸と対戦。
【川崎フロンターレ(GK:チョン・ソンリョン)】
家長○
瀬川○
山村○
橘田○
ゴミス×
登里×
遠野○
山根○
シミッチ○
チョン・ソンリョン○
【柏レイソル(GK:松本)】
サヴィオ○
細谷○
戸嶋○
仙頭×
武藤○
片山×
山本○
川口○
立田○
松本×
下のカテゴリーのクラブが下剋上を起こしたり、
FC東京のフーリガンが、東京ヴェルディとの”東京ダービー”で打ち上げ花火を打ち上げたり、
スペックが乏しい名古屋市港サッカー場で、浦和レッズの悪質フーリガンが暴動を起こしたりと、
今年の天皇杯は、荒れに荒れた。
そして、日本代表のAFCアジアカップ奪還を目指すため、元旦開催が当たり前の決勝戦を前倒し開催。
Jリーグの全日程終了から1週間が過ぎ、精神疲労が激しい中でバッチバチの様相。
これに尽きる。
そして、ヴァンフォーレ甲府が制した前回の決勝に続いてのPK戦突入。
両者互角だったが、先に柏レイソルの精神力が途切れてしまったようやな。
ここまでもつれにもつれた試合展開、今年の大会を象徴するようやなと。
川崎フロンターレは、元フランス代表FWゴミスの加入で、チームが”多国籍軍”と化し、
うまくいくのかいなと疑問を持ったサポーターが多くいたはず!
だが、リーグ戦制覇が無理になった時点で、頭を早く切り替えたことで、死力を尽くして戦うことが出来た。
これが柏レイソルを上回った原因。
柏レイソルはJ1残留争いに巻き込まれ、最終節までもつれ込まれたことに、
ありったけの精神力を全注入したせいで、天皇杯決勝まで精神力が0.1ミリリットルも残ってなかったでしょうね。
ところで、この日の国立競技場の芝生、かなり酷かったね。
元旦まで治せますの?国立競技場はん?