#36(12月3日OA)
どうもYouTubeのJリーグ公式応援番組チャンネルがUPされないようなので、テキスト御免。
#35より約中1日の放送だったため、「KICK OFF!ピックアップ」は休ませていただきます。
今シーズンのJリーグが全日程終了。
シーズンオフ突入に伴い、日曜深夜に放送時間が移動になりました。
初回は準レギュラー気取りの元日本代表DF安田理大をゲストに迎えた90分拡大スペシャルで、
J1リーグ関西4クラブの試合の模様と、ヴィッセル神戸の優勝までの軌跡の2本立て。
前半は1995年1月17日から今日までのヴィッセル神戸の軌跡を。
永島昭浩、ミカエル・ラウドルップ、三浦知良、ルーカス・ポドルスキと、名だたる主力選手のVTRから入り、
今シーズン、ホームのノエビアスタジアム神戸でJ1リーグ初制覇の歓喜につながる。
前日放送分(12月2日)のビールかけ後のインタビューで、補完出来なかった分をここで放送。
FW大迫勇也の圧倒的なバイタルエリア滞在率、
DF酒井高徳やMF山口蛍が”汗かき役”に徹したこと、GK前川黛也の積極果敢なセービングが好調の原因。
きっかけになったのが、2-3で敗北を喫した4月22日のvs横浜Fマリノス戦。
GK前川黛也のキックミスで逆転を許した6月10日のvsセレッソ大阪戦も似たようなケースがあったが。
ここから、失敗から多くを学び、成長につなげた。
そして、コンディション不良で欠場が続いたMFアンドレス・イニエスタの退団や、
8月19日のvs柏レイソル戦で、MF斎藤未月が左ひざ脱臼・全治1年の大けがを負ったことが、
好調のチームに水を差した。
吉田孝行監督は、苦しい時こそ頼りになれる選手を信じ、全員起用に応えてくれた。
マイナスをプラスに変えてこその戴冠ではないでしょうか。
優勝を確信したターニングポイントになったのが、11月12日のvs浦和レッズ戦。
土壇場で追いつかれたその時、吉田孝行監督の「まだ時間あるぞ」でハッパをかけたこともあり、
後半アディショナルタイムでの、GK前川黛也のパントキックからの、FW大迫勇也の一撃で勝負あり。
(浦和レッズのGK西川周作が自軍バイタルエリアから出て、パワープレーに打って出たことが凶。)
そして11月25日vs名古屋グランパス戦、吉田孝行監督が檄を飛ばしたこともあり、
あきらめずに戦い抜き、創立29年目でJ1リーグ初戴冠。
吉田孝行監督や、選手全員、「FOR THE TEAM」を心がけたことが財産。
後半はJ1リーグ最終節、ガンバ大阪とヴィッセル神戸の”阪神決戦”を中心に、
関西4クラブの戦いっぷりを同時進行録画中継でお届け。
ガンバ大阪とヴィッセル神戸の”阪神決戦”はDAZNの映像を使い、近藤亨・MBSアナウンサーの実況に、
スタジオの番組MC、大久保嘉人、海渡未来・MBSアナウンサー、ゲストの安田理大がツッコむ形式をとり、
同時進行で、DAZNの映像から、京都サンガvs横浜Fマリノス戦(実況:西岡明彦、解説:片野坂知宏)と、
アルビレックス新潟vsセレッソ大阪戦(実況:岡田康、解説:永井雄一郎)のチャンスの場面を織り込んで放送。
レギュラー企画の「GAMEハイライト タイムサバイバル!」とは毛色を変えた、
録画中継方式は、なんか新鮮に思えたわ。
試合内容の方は、
<ガンバ大阪vsヴィッセル神戸>
神戸FWパトリッキのゴール以外は、両軍互角、一触即発連発で、下手したら警告試合もの。
<京都サンガvs横浜Fマリノス>
京都サンガのゴールラッシュを見て、うらやましか~(泣)しかも、京都サンガ、横浜Fマリノスに14年ぶり勝利。
<アルビレックス新潟vsセレッソ大阪>
スーパーサブとしてMF清武投入も、ノーゴールでがっくし。
一応、2日に行われたJ3リーグ、FC大阪と奈良クラブの最終節もダイジェストで。
万博記念競技場で行われたFC大阪vs愛媛FCは、愛媛FCの王者の貫禄を見せつけられた試合やったわ。
GK永井建成、コメありがと。
奈良クラブは、松本市に乗り込んでvs松本山雅戦。
FW浅川隼人の虎の子の1点を守り抜き勝利でシメてくれた。
今回の深夜枠移行90分SPは、もし、ヴィッセル神戸の優勝が最終節までもつれ込んだら、
生放送で、優勝記念特番を組んでいたはずだったんだよね~。
最終節が、消化試合扱いになったことで、同時進行録画中継という、
ラジオのプロ野球中継顔負けの企画を打ち出したのもいい。
次回はJリーグアウォーズの模様をお届け。